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Hitachi System Information Capture - Visualizer リファレンス


1.1.1 システム分析支援アキュムレータ

システム分析支援アキュムレータは、システム分析支援アダプタがパケットキャプチャしたWebクライアントからのhttpリクエストとAPサーバへからのSQLをモニタリングする機能です。

関連付けた情報(リクエストとSQL)と個別情報(各リクエスト、各SQL)の状況をリアルタイムに解析し、解析結果として業務実態情報を取得します。

Webクライアントからのリクエスト要求に対するレスポンスをモニタリング

Webクライアントからのhttpリクエストのレスポンスタイムがシステム分析支援アダプタ定義(threshold_watchtime)で指定した値を超過したか否かをモニタリングします。

レスポンスタイムが定義値を越えたhttpリクエストが発生した場合、当該のhttpリクエストおよび、関連するhttpリクエストの情報を業務実態情報として取得します。

関連するhttpリクエストとは、出力契機となるhttpリクエストの開始時刻からレスポンスタイムが定義値を超過したことを検出するまでに、出力契機となったhttpリクエストと並行して動作していたhttpリクエストのことです。

APサーバが実行したSQLの実行結果をモニタリング

httpリクエストの延長で発行したSQLがエラーとなったとき、当該httpリクエストおよび関連するhttpリクエストの情報を業務実態情報として取得します。

関連するhttpリクエストとは、出力契機となるhttpリクエストの開始時刻からSQLエラーを検出するまでに、出力契機となるhttpリクエストと並行して動作していたhttpリクエストのことです。