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Hitachi System Information Capture リファレンス 


5.4.4 CSVファイルの運用

蓄積/PCAP実行時のCSVファイルの運用

蓄積/PCAP実行によりCSVファイルを作成するときの運用の流れを以下に示します。

図5‒17 蓄積/PCAP実行時のCSVファイルの運用

[図データ]

(A)CSVファイルの削除

システムテスト支援の開始前に前回実行時に取得したCSVファイルを削除または別ディレクトリに移動してください。電文ファイルが残っていたときは削除しますが、削除に時間がかかる場合があります。

(B)CSVファイルの保存

CSVファイル(電文ファイル)をリプレイ実行で使用するために保存したいときは、mvコマンド等でファイル名を変更せずに別ディレクトリに移動してください。ファイルを移動せずに、前回の蓄積/PCAP実行時と同じテスト識別子、定義でシステムテスト支援の別プロセスを蓄積/ PCAP実行モードで起動した場合、電文ファイルは削除されます。

リプレイ実行時のCSVファイルの運用

リプレイ実行によりCSVファイルを使用するときの運用の流れを以下に示します。

図5‒18 リプレイ実行時のCSVファイルの運用

[図データ]

(A)CSVファイルの準備

-tオプションにtelegramを指定したCSVファイル関連定義csvfile_definitionコマンドのdirpathで指定したディレクトリ下に、リプレイ実行対象とするCSVファイルを格納してください。対象のCSVファイルは、蓄積/PCAP実行で作成したCSVファイルおよび作成したCSVファイルの任意要素を書き換えまたは変数化したファイルです。

(B)CSVファイルの削除

CSVファイル関連定義csvfile_definitionコマンドの-tオプションにresultを指定しCSVファイルの蓄積を行う場合、システムテスト支援の開始前に前回実行時に取得した結果ファイルを削除してください。結果ファイルが残っていたときは削除しますが、削除に時間がかかる場合があります。

(C)CSVファイルの保存

CSVファイル(結果ファイル)を保存したいときは、mvコマンド等でファイル名を変更せずに別ディレクトリに移動してください。ファイルを移動せずに、前回のリプレイ実行時と同じテスト識別子、定義でシステムテスト支援の別プロセスをリプレイ実行形態で起動した場合、結果ファイルは削除されます。