5.3.1 比較エラー情報ファイルの形式
比較エラー情報ファイルは、csvファイルです。比較エラー情報ファイル内のエラー情報は、テキストエディタなどで参照できます。
比較エラー情報ファイルの形式を以下に示します。
"aa…aa bb…bb cccc/cc/cc cc:cc:cc ccc.ccc dd…dd" ※1 "TIME","PROTOCOL TYPE","KEY","REQUEST RECEIVE TIME", ※2 "REPLY RECEIVE TIME","REQUEST SEND TIME(TEST)","REPLY RECEIVE TIME(TEST)", ※2 "ERROR TYPE","SRV-GROUP","SRV-SERVICE","RETURN CODE","RETURN CODE(TEST)", ※2 "RETURN CODE(UOC)","DETAIL INFORMATION" ※2 "AAAA/AA/AA AA:AA:AA AAA.AAA","PPP","BB…BB","CCCC/CC/CC CC:CC:CC CCC.CCC", ※3 "DDDD/DD/DD DD:DD:DD DDD.DDD","EEEE/EE/EE EE:EE:EE EEE.EEE", ※3 "FFFF/FF/FF FF:FF:FF FFF.FFF","GG…GG"," HH…HH","II…II", ※3 "JJ…JJ","KK…KK","LL…LL","MM…MM" ※3 :
- ※1、※2:
-
ヘッダ行
- ※3:
-
エラー情報の数
-
aa…aa
システム検証支援基盤の製品形名
-
bb…bb
システム検証支援基盤のバージョン
-
cccc/cc/cc cc:cc:cc ccc.ccc
ファイル作成日時
年/月/日△時:分:秒△ミリ秒.マイクロ秒の形式で出力します。
-
dd…dd
テスト識別子名
-
AAAA/AA/AA AA:AA:AA AAA.AAA
エラー情報を出力した時刻
年/月/日 時/分/秒△ミリ秒.マイクロ秒の形式で出力します。
-
PPP
プロトコル種別
RPC …… RPC・RAPプロトコル
TCP …… TCPプロトコル
HTTP…… HTTPプロトコル
IIOP …… IIOPプロトコル
-
BB…BB
電文キー(64文字)
外部システムから要求電文を受信したときに採番するシステムテスト支援内で一意となる電文のキー
-
CCCC/CC/CC CC:CC:CC CCC.CCC
外部システムから要求電文を受信した時刻
年/月/日△時:分:秒△ミリ秒.マイクロ秒の形式で出力します。
-
DDDD/DD/DD DD:DD:DD DDD.DDD
既存システムから応答電文を受信した時刻※4
年/月/日△時:分:秒△ミリ秒.マイクロ秒の形式で出力します。
プロトコル種別がRPCで応答電文が存在しないときは、タイムアウト等エラーを検知した時刻を出力します。
-
EEEE/EE/EE EE:EE:EE EEE.EEE
テスト対象システムへ要求電文を送信した時刻※4
年/月/日△時:分:秒△ミリ秒.マイクロ秒の形式で出力します。
-
FFFF/FF/FF FF:FF:FF FFF.FFF
テスト対象システムから応答電文を受信した時刻※4
年/月/日△時:分:秒△ミリ秒.マイクロ秒の形式で出力します。
プロトコル種別がRPCで応答電文が存在しないときは、タイムアウト等エラーを検知した時刻を出力します。
-
GG…GG
エラー要因
PROTOCOL ……… プロトコルレベルで不一致(正常応答の場合のみ)
USER …………… データ比較UOC/結果判定UOCで不一致
PROD-REPLY …… 既存システムからの応答電文だけ存在
TEST-REPLY …… テスト対象システムからの応答電文だけ存在
NO-REPLY ……… 既存システム、及びテスト対象システムからの応答電文が存在しない
ERROR…………… 既存システム、またはテスト対象システムからの応答電文がエラー応答
-
HH…HH
要求先のサービスグループ名(31文字以内) ※1 ※3
-
II…II
要求先のサービス名(31文字以内) ※1 ※3
-
JJ…JJ
既存システムからの応答電文のリターン値(10進数) ※2 ※5
-
KK…KK
テスト対象システムからの応答電文のリターン値(10進数) ※2 ※5
-
LL…LL
データ比較UOC/結果判定UOCのユーザ情報コード(10進数)
エラー要因がPROTOCOLのときは、製品情報を出力します。エラー要因がUSER/PROTOCOL以外のときは、「-」を出力します。
-
MM…MM
データ比較UOC/結果判定UOCのユーザ情報文字列(最大255バイト)
データ比較UOC/結果判定UOCで設定したユーザ情報文字列をnull文字の前まで表示します。
エラー要因がPROTOCOLのときは、製品情報を出力します。エラー要因がUSER/PROTOCOL以外、又はユーザ情報文字列の設定がないときは、「-」を出力します。
- ※1
-
テスト対象システムへの送信に失敗した場合、および送信編集UOCの処理の結果送信しなかった場合には「-」を出力します。
- ※2
-
対象となる電文が存在しない場合には「-」を出力します。
- ※3
-
プロトコル種別がRPC以外のときは「-」を出力します。
- ※4
-
対象となる電文が存在しない場合には「----/--/-- --:--:-- ---.---」を出力します。
- ※5
-
プロトコル種別がTCPのときは「-」を出力します。