5.2.7 蓄積ファイルの総容量の目安について
蓄積ファイルの種別ごとに総容量を算出するには、次に示す見積もり式を使用してください。
256×10000(指定最大ファイル数)+(p+s)×t×h×1.2(安全値)
- p
-
レコードヘッダのサイズ(単位:バイト)
RPCプロトコル:520
上記以外のプロトコル:256
- s
-
1電文(プロトコルヘッダ含む)の平均サイズ(単位:バイト)
- t
-
平均トラフィック
- h
-
システム稼働時間
例えば、RPCとTCPスルーを蓄積し、RPCの1電文の平均サイズが50キロバイトで、平均トラフィックが400TPS、TCPスルーの1電文の平均サイズが1キロバイトで平均トラフィックが1000TPS、システム稼働時間が12時間の場合の総容量を以下に示します。
-
RPCプロトコルの総容量
(256×10000)+(520+50キロバイト)×400×12×60×60×1.2 ≒ 999ギガバイト
-
TCPスルーの総容量
(256×10000)+(256+1キロバイト)×1000×12×60×60×1.2 ≒ 62ギガバイト
-
システム全体の総容量
999ギガバイト+62ギガバイト = 1061ギガバイト