Hitachi

Hitachi System Information Capture リファレンス 


4.3.14 estrbstcfput(システム統計情報の強制出力)

目的

マッピング領域のシステム統計情報をファイルに強制出力します。

障害調査等で至急システム統計情報を編集したい場合などに本コマンドを実行することでマッピング領域の情報がファイル出力されて編集が可能となります。

また、システム統計情報ファイルのバックアップを計画的に行いたい場合などに、本コマンドを実行することでファイルが満杯になる前に出力先ファイルを強制的に切り替えることができます。

形式

estrbstcfput  [-g テスト識別子]
              [-s]

機能

システム統計情報マッピング領域にスタックしているシステム統計情報をファイルに強制出力します。

本コマンドは、Linuxの場合はスーパユーザ、Windowsの場合はAdministratorsグループに属するユーザアカウントで実行できます。

オプション

-g テスト識別子 ~<1~31文字の識別子>《HSIC00》

テスト識別子を指定します。テスト識別子は実行中システムテスト支援のテスト識別子を指定してください。

-s

システム統計情報を出力するファイルを切り替ます。

出力メッセージ

メッセージID

内容

出力先

KFSE95001-E

現在コマンドを受け付けることができません

標準エラー出力

KFSE95002-E

メモリが確保できません

標準エラー出力

KFSE95003-E

コマンド処理で障害が発生しました

標準エラー出力

KFSE95089-E

コマンドが失敗しました

標準エラー出力

KFSE95090-E

コマンドの形式が不正です

標準エラー出力

KFSE95091-E

フラグ引数が不正です

標準エラー出力

KFSE95093-E

領域の確保に失敗しました

標準エラー出力

KFSE95094-E

内部矛盾が発生しました

標準エラー出力

KFSE95425-I

強制出力コマンドが成功しました

標準出力

KFSE95426-E

強制出力コマンドが失敗しました

標準エラー出力

KFSE95438-I

ヘルプ表示

標準出力