4.3.11 esstop(システムテスト支援の終了)
目的
システムテスト支援を終了します。
形式
esstop [-g テスト識別子] [-f [-d]]
機能
システムテスト支援を終了します。
但し、以下の場合は終了待ち合わせを行います。
-
キャプチャ済みまたは蓄積ファイルから読み出し済みの未処理電文が滞留している場合は、未処理電文が全て処理済みとなるまで待ち合わせます。
(滞留している未処理電文数はKFSE80801-Iで確認できます)
-
RPC・RAPプロトコル、または、HTTPで応答待ちの場合は、応答受信または応答待ち時間が満了するまで待ち合わせます。
未処理電文を破棄、応答待ち合わせをぜずに終了したい場合は-f指定で終了コマンドを実行してください。
本コマンドは、Linuxの場合はスーパーユーザー、Windowsの場合はAdministratorsグループに属するユーザアカウントで実行できます。
オプション
- -g テスト識別子 ~〈1~31文字の識別子〉《HSIC00》
-
テスト識別子を指定します。テスト識別子は実行中システムテスト支援のテスト識別子を指定してください。
- -f
-
システムテスト支援を強制終了します。
本オプションを省略した場合は、システムテスト支援を正常終了します。
- -d
-
システムテスト支援を強制終了する際に、coreファイルを出力します。
Linux版のcoreファイルのサイズは、esstartコマンドを実行した環境のcoreファイルサイズ上限によります。coreファイルサイズ上限に0が設定されている場合は、このオプションフラグを指定してもcoreファイルを出力しません。
Windows版のcoreファイルのサイズは、システム検証支援基盤プロセスが使用しているメモリ使用量によります。
出力メッセージ
メッセージID |
内容 |
出力先 |
---|---|---|
KFSE95001-E |
現在コマンドを受け付けることができません |
標準エラー出力 |
KFSE95002-E |
メモリが確保できません |
標準エラー出力 |
KFSE95003-E |
コマンド処理で障害が発生しました |
標準エラー出力 |
KFSE95089-E |
コマンドが失敗しました |
標準エラー出力 |
KFSE95090-E |
コマンドの形式が不正です |
標準エラー出力 |
KFSE95091-E |
フラグ引数が不正です |
標準エラー出力 |
KFSE95092-E |
オプションの組み合わせが不正です |
標準エラー出力 |
KFSE95093-E |
領域の確保に失敗しました |
標準エラー出力 |
KFSE95503-E |
コマンド処理でエラーが発生しました |
標準エラー出力 |
KFSE95094-E |
内部矛盾が発生しました |
標準エラー出力 |
KFSE95504-E |
||
KFSE95551-I |
コマンド引数ヘルプ |
標準出力 |
注意事項
-
本コマンドは、システムテスト支援が終了した時点でリターンします。