3.14.2 TASKTMに関する定義(tasktm_information)
形式
[tasktm_information [-f "[fileno=TASKTM最大ファイル数] [filesz=TASKTMファイルサイズ]"] [-b "[blockno=TASKTMブロック数] [blocksz=TASKTMブロックサイズ]"]]
機能
トラブルシュート情報のTASKTMに関する定義です。
TASKTMのファイル数やファイルサイズ、メモリマップサイズ等を指定します。
指定数
0〜1
オプション:-f
- fileno
-
- 設定値と省略値
-
〈符号なし整数〉((3〜100))《3》(単位:ファイル数)
- 説明
-
TASKTM情報を出力する最大ファイル数を指定します。
- ほかのオペランドとの関連
-
tasktm_information定義の-bオプションのフラグメンバblocknoを参照してください。
- 指定値の目安
-
fileszフラグメンバとの組み合わせで、保存したいTASKTM情報量にあわせて設定してください。
- 見積もり式への影響
-
TASKTMファイルの容量およびメモリ使用量の見積もりに影響します。
- filesz
-
- 設定値と省略値
-
〈符号なし整数〉((4000〜1000000))《40000》(単位:キロバイト)
- 説明
-
TASKTM情報を出力するファイルのサイズをキロバイト単位で指定します。
Windows版の場合、ファイルサイズは、ブロックサイズやOS情報等を基に最適値を自動計算するため、指定値より若干小さくなる場合があります。
- ほかのオペランドとの関連
-
tasktm_information定義の-bオプションのフラグメンバblocknoを参照してください。
- 指定値の目安
-
filenoフラグメンバとの組み合わせで、保存したいTASKTM情報量にあわせて設定してください。
- 見積もり式への影響
-
TASKTMファイルの容量見積もりに影響します。
オプション:-b
- blockno
-
- 設定値と省略値
-
〈符号なし整数〉((3〜200))《3》
- 説明
-
TASKTMファイルをメモリにマッピングするブロック数を指定します。
- ほかのオペランドとの関連
-
tasktm_information定義の-bオプションに省略値以外を設定する場合は、-bオプションと-fオプションの指定値が以下の計算式を満たすように設定してください。
Linux版の場合
↑filesz設定値÷(↓blocksz設定値÷OSのページサイズ↓×OSのページサイズ)↑
×fileno設定値 ≧blockno設定値
Windows版の場合
↑filesz設定値÷(↓blocksz設定値÷OSのメモリ割り当て単位↓×OSのメモリ割り当て単位)↑
×fileno設定値 ≧blockno設定値
- 利点
-
TASKTMファイルを編集した結果、ファイルに出力されず破棄されたTASKTMが多い場合に、このフラグメンバの指定値を増やすと破棄されるTASKTMの数が減ることがあります。
- 指定値の目安
-
通常は、このフラグメンバを指定する必要はありません。
TASKTMファイルを編集した結果、破棄されたTASKTMが多い場合にこのオペランドの指定値を以下の計算式を目安に指定値を増やしてください。
このフラグメンバ指定値を増やす数
=↑TASKTM破棄数 ×256 / (blockszオペランド指定値 × 1024)↑
- 見積もり式への影響
-
メモリ使用量の見積もりに影響します。
- blocksz
-
- 設定値と省略値
-
〈符号なし整数〉((50〜20000))《200》(単位:キロバイト)
- 説明
-
TASKTMファイルをメモリにマッピングする1ブロックのサイズをキロバイト単位で指定します。
- ほかのオペランドとの関連
-
tasktm_information定義の-bオプションのフラグメンバblocknoを参照してください。
- 利点
-
ファイルに出力されず破棄されたTASKTMが多い場合に、このフラグメンバの指定値を増やすと破棄されるTASKTMの数が減ることがあります。
- 指定値の目安
-
通常は、このフラグメンバを指定する必要はありません。
保守員がこのフラグメンバの指定を依頼した場合は、保守員の指示に従ってください。
- 見積もり式への影響
-
メモリ使用量の見積もりに影響します。