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Hitachi System Information Capture リファレンス 


2.6.1 IIOPテスト機能の概要

HSICのIIOPテスト機能の概要を説明します。

IIOPテスト機能では、CORBAクライアント/サーバ間のIIOPプロトコル電文を使用して、実際の業務に近い形でテスト対象システムの高負荷テストやリグレッションテストなどを実施できます。

テスト対象外の不要電文の破棄やテスト電文の増幅、クライアント追加による多重実行などをカスタマイズできます。また、UOCインタフェースを提供しており、ユーザ独自の電文変換などを実施できます。

テスト完了後は、テスト内容を結果ファイルや比較エラー情報ファイルへ出力します。このファイルによって、テスト結果(成功 or 失敗)判定や性能評価を実施できます。

次に、IIOPテスト機能を使用したテストイメージを示します。

IIOPテスト機能は、HSICのフレームワーク機能を使用します。一部の用語については、「1.5 フレームワーク機能(ユーザ独自のシステムテストの支援)」を参照してください。

図2‒16 IIOPテスト機能によるテストイメージ

[図データ]