Hitachi

Hitachi System Information Capture リファレンス 


1.4.4 電文のシリアライズ処理

クライアント単位でのシリアライズ処理

システムテスト支援はマルチスレッドでパラレルに処理します。

クライアント毎にシリアライズ処理し、クライアントが別の場合はパラレルに処理します。

よって送受信日時が遅い電文であっても別クライアントであれば先に送信されることがあります。

但し、同一クライアントからの要求はシリアライズ処理します。

図1‒20 クライアント単位でのシリアライズ処理概要

[図データ]

全クライアントのシリアライズ処理

システムテスト支援には、送信元のクライアント、プロトコルに関係なく、テスト対象システム(サーバ)への要求をシリアライズして送信することも出来ます。

全電文を受信順にシリアライズしてテスト対象システムへ送信したい場合、シリアル実行してください。シリアル実行したい場合、システム定義(クライアント関連定義(client_definition))で実行処理タイプ(-q schedule_type)をシリアル実行としてください。

図1‒21 全クライアントでのシリアライズ処理概要

[図データ]