4.5.2 テストプロジェクトのスタブを編集する
単体テストを実行するために使用する,スタブ(ダミーの副プログラムまたはファイル)を編集する手順です。
単体テスト支援では,テスト対象プログラムのCALL文または入出力文に対し,ダミーの副プログラムやファイルを作成します。単体テストは次のように実行されます。
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呼び出す副プログラムがなくても,定数指定のCALL文,プログラム名が代入された一意名指定のCALL文を実行します。
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ファイルの実体がなくても,ファイル入出力文を実行します。
[スタブ設定ページ]は,単体テスト支援が設定したダミーのプログラムやファイルをカスタマイズするときに使用します。
作業の手順
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[プロジェクト]−[スタブ設定ページを表示]メニューを選択します。
[スタブ設定ページ]が表示されます。
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[スタブ設定ページ]の,次に示す項目を設定します。
設定すると,ダミーの副プログラムまたはファイルが生成されます。ダミーのCALL文または入出力文の前後に中断点を設定すると,引数またはレコードなどに対する値の設定や表示もできます。
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CALL定数で呼び出す副プログラム名
ダミーの副プログラムを作成する場合はチェックボックスをオンにします。呼び出す副プログラムの実体がある場合はオフにします。
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CALL一意名で呼び出す副プログラム名
ダミーの副プログラムを作成する場合はプログラム名を指定します。プログラム名は,1行に1つの名前を入力します。
呼び出す副プログラムの実体がある場合はプログラム名を指定しません。
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入出力するファイル名
ダミーのファイルを作成する場合はチェックボックスをオンにします。ファイルの実体がある場合はオフにします。
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関連項目