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COBOL2002 Professional Tool Kit データ影響波及分析ガイド


付録A.5 調査対象関連一覧ファイル

調査対象関連一覧ファイルの形式の説明です。

調査対象関連一覧ファイルとは,cbldiaコマンドの-Dataオプションで指定した条件に一致する調査対象データ項目と調査対象データ項目の別名,調査対象データ項目の使用個所を一覧として出力したファイルです。

データ影響波及分析では,調査したいデータ項目の名前を指定して,影響範囲を解析します。しかし,数値型や連絡節のデータ項目を調査する場合などは,データ項目の名前だけでは調査したいデータ項目を特定できません。

この場合,調査対象関連一覧ファイルを使用して条件を絞り込むことで,調査対象のデータ項目を選択できるようになります。

調査対象関連一覧ファイルの種類を次に示します。

表A‒2 調査対象関連一覧ファイルの種類

調査対象関連一覧ファイルの種類

説明

調査対象一覧

調査対象データ項目の情報を一覧として出力したものです。

調査対象別名一覧

調査対象データ項目と別名関係にあるデータ項目を一覧として出力したものです。

調査対象使用個所一覧

COBOLソースファイル上での調査対象データ項目の使用個所情報を一覧として出力したものです。ただし,ユーザ資産項目の使用個所情報は出力されません。

調査対象関連一覧ファイルのファイル形式を次に示します。

[図データ]

バージョン情報の形式

次の形式でバージョン情報を表示します。

"COBOL2002 Professional Tool Kit <バージョン>"
"データ影響波及分析"
"<タイトル>"
"<作成日>"

<バージョン>:COBOL2002 Professional Tool Kitのバージョン情報

<タイトル>:調査対象関連一覧ファイルの種類を示す次のどれかのタイトル

<作成日>:CSVファイルを作成した日時(「yyyy-MM-dd HH:mm:ss」の形式)

調査対象関連一覧の形式

出力例