7.3.5 [重複するプログラム一覧]画面
重複するプログラムの一覧です。
プロジェクトサマリ画面の[COBOLプログラム]行の[重複]列の個数をクリックすると表示されます。
重複するプログラムとは,プロジェクト内で同じプログラム名を持つ複数のプログラムのことです。COBOLソース解析は,同じプログラム名を持つほかのプログラムと区別できるように,プログラム名を再命名して解析します。[重複するプログラム一覧]画面では,重複するプログラム名(PROGRAM-ID)と,再命名した名称(リネームプログラム名)が対で表示されます。
この画面の「リネームプログラム名」をクリックすると,各プログラムの[プログラム詳細]画面の「プログラム概要」に遷移します。
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- [プログラム名]
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重複するプログラムの見出し部のプログラム名称(PROGRAM-ID)です。
- [リネームプログラム名]
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同じプログラム名を持つほかのプログラムと区別できるように再命名されたプログラム名称です。再命名の規則は,「プログラム名(nnn)」(nnn:一連番号(1〜999))です。一連番号は,同じプログラム名を持つプログラムのグループ内で割り振られます。
名称が重複したプログラムが解析されたときの,リネームプログラム名の表示例を次に示します。「ZC001_OPT」という名称の3種類のプログラムが解析された例です。
ZC001_OPT(1) ZC001_OPT(2) ZC001_OPT(3)
プロジェクト内でプログラム名が重複するときは,重複するプログラム名にはすべて一連番号が付きます。
- [総行数]
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プログラムの総行数です。
- [実行文の数]
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プログラムの実行文の数です。
- [分岐の数]
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プログラムの分岐の数です。
- [呼出先プログラム数]
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プログラムから呼び出しているプログラムの数です。
- [引数の個数]
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手続き部の見出しの引数の個数です。RETURNING指定の返却項目は,個数に含まれません。
- [コメント行の文字列]
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プログラムコメント(プログラムの機能を要約するコメント)の文字列です。
[解析生成オプション設定]画面の[プログラムコメント抽出]タブで[プログラムコメントを抽出する]をチェックすると,条件に従って抽出されたコメントが表示されます。[プログラムコメント抽出]タブについては,「5.2.3 [プログラムコメント抽出]タブ」を参照してください。
- 注意事項
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cblcsaコマンドの-AddオプションでCOBOLソースファイルを登録中に,重複プログラム数が999を超えた場合は追加エラー(KEDL1265A-E)が出力されます。解析中に,重複プログラム数が999を超えた場合は解析エラー(KEDL1266A-E)が出力されます。