10.16.4 実行順序表示機能使用時の注意事項
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プログラムのデータ項目には常に正しい値が入っていて，文の実行で例外が発生することはないものとして解析します。
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PERFORM文以外の文からUSE手続きへの制御の移行はないものとして解析します。
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RESUME AT 手続き名は，RESUME AT NEXT STATEMENTとして扱います。USE節終了となる実行順序ツリーになり，手続き名に分岐する実行順序ツリーにはなりません。
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RAISE文は制御の移行を伴わない文として扱います。基本ブロックに含められます。
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EXIT PROGRAM文は，主プログラムであってもCONTINUE文としては扱いません。常にプログラム終了となる実行順序ツリーになり，後続の文に続く実行順序ツリーにはなりません。
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END-PERFORMとEND-EXECを除き，明示範囲終了子は表示／出力されません。END-PERFORMは出力されますが，コメントとして表示／出力されます。
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次の覚え書きの文は表示／出力されません。
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ENTER文
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CANCEL文(WINDOW節)
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WAIT文
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うちPERFORM文の中にないEXIT PERFORM文
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次の予約語は常に半角英数字文字で表示／出力されます。
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節見出しのSECTION
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埋め込みSQL文に適用されたWHENEVER SQLERROR／WHENEVER SQLWARNING／WHENEVER NOT FOUND
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暗黙的に仮定されたTHEN
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1行に表示する文や指定の文字列の長さが1,024文字を超えている場合は1,024文字で切り捨てます。
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そとPERFORM文が次に示すPERFORM文の一般規則に該当する場合，［実行順序表示］画面や実行順序リストの実行順序が，実際のプログラムの実行順序と一致しないことがあります。
- 注意事項
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マニュアル「COBOL2002 言語 標準仕様編」のPERFORM文の一般規則
次の条件が重なる場合のPERFORM文の並びを実行した結果は規定されません。また，この並びを実行したとき，例外の成立は設定されません。
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あるPERFORM文が実行されて，まだ終了していない
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そのPERFORM文の範囲の中でもう一つのPERFORM文が実行される
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第2のPERFORM文の実行が，第1のPERFORM文の出口を通過して行われる
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解析ログに「けたあふれは発生しないので ON SIZE ERROR指定を無視する」ことを示すCOBOL2002コンパイラのメッセージが出力されることがありますが，そのON SIZE ERROR指定は実行順序表示機能では無視されないで表示／出力されます。
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節や段落のメインパス（条件指定の中でない部分）にSTOP RUN文などのプログラムを終了させる文がある場合，その節や段落の手続き呼び出しでは「=== 節(節名)呼び出し入口 ===」や「=== 段落(段落名)呼び出し入口 ===」に対応する「=== 節(節名)呼び出し出口 ===」や「=== 段落(段落名)呼び出し出口 ===」は表示されません。
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次の埋め込みSQL文は解析対象外です。CONTINUE文として解析します。
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COMMENT文
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VAR文
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カーソル宣言以外のDECLARE文
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解析できないことを示すコンパイルエラー（警告）が出力されるSQL文（WITH句のあるDECLARE CURSORなど）
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-SQL,XDMコンパイラオプションが必要なプログラムの制御フロー情報は抽出できません。［解析生成オプション設定］画面の［その他の解析オプション］タブで［プログラムの制御フロー情報（実行順序表示機能で使用する情報）を抽出する］をチェックした場合，-SQL,XDMコンパイラオプションまたは-SQL,ODBCコンパイラオプションが指定されていても，指定はないものとして解析します。埋め込みSQL文は解析できますが，VOS3 XDM/RD固有の特殊レジスタ（RDB-STATUS，RDB-COUNT，およびRDB-RDNODE）が使用されているときはコンパイルエラーになります。