10.12 主プログラムの指定方法
COBOLソース解析では，システム資産の棚卸しを支援するため，次の「使用有無」の情報をドキュメントに出力しています。
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COBOLソースファイルの使用／未使用の情報
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プログラムの使用／未使用の情報
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節や段落の使用／未使用の情報
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ファイルの使用／未使用の情報
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データの使用／未使用の情報
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デッドコード情報（実行される可能性がない文，プログラムなどの情報）
これらの情報の基となる「プログラムの使用／未使用の情報」は，次のプログラムの使用／未使用の定義を使って抽出します。
- プログラムの使用／未使用の定義
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主プログラムは，常に「使用プログラム」です。
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主プログラムから直接的または間接的に呼び出されるプログラムは，「使用プログラム」です。
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主プログラムから直接的にも間接的にも呼び出されないプログラムは，「未使用プログラム」です。
ここで，主プログラムとは，プロジェクトの中で最初に制御が渡るCOBOLプログラムであり，次のプログラムを指します。
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オペレーティングシステムから呼び出される外部プログラム（-Mainコンパイラオプションで主プログラム指定するプログラム）
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COBOL言語以外のプログラムから呼び出される外部プログラム
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部品ライブラリの外部プログラム
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正しい「プログラムの使用／未使用の情報」を抽出するには，解析時に，プロジェクト内の主プログラムがすべて正しく認識できている必要があります。
プロジェクト内の主プログラムは，［解析生成オプション設定］画面の［主プログラム指定］タブで指定します。指定方法には，プロジェクト内のプログラムの中から自動検出する方法と，主プログラム名を指定する方法の2つがあります。
デフォルトの設定では，次のプログラムが主プログラムとして自動検出されるようになっています。検出条件の初期値については，「10.12.1 主プログラム自動検出」を参照してください。
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引数のないCOBOLソースファイル先頭のプログラム
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メインフレームの主プログラムの引数の特徴（可変長文字列型の集団項目）を持つCOBOLソースファイル先頭のプログラム
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WindowsおよびUNIXの主プログラムの引数の特徴（argcとargv）を持つCOBOLソースファイル先頭のプログラム
関連項目