7.3.7 [プログラム階層図]画面
プログラムの階層を表示する画面です。[プログラム一覧]画面から[プログラム詳細]画面を表示して「プログラム階層図」をクリックすると表示されます。
表示されるのは,プログラムから呼び出されているプログラム,ファイル,および表名です。表示の対象になるのは,主プログラムと指定されたプログラムと未使用の外部プログラムです。プログラム階層図では,呼び出し元のCALL文がデッドコードであるときは,使用する外部プログラムとして扱います。
プログラムからさらにプログラムを呼び出していて,かつ,共通プログラムではない(呼び出し元のプログラム数が1個)場合は,プログラムが階層表示されます。共通プログラム(呼び出し元のプログラム数が2個以上)の場合は,プログラムが階層表示されません。表示の対象となるプログラム数の分だけ,すべての階層図が表示されます。
各ボックスの「プログラム名」をクリックすると,[プログラム詳細]画面の「プログラム概要」に遷移します。「ファイル名」をクリックすると,[ファイル詳細]画面に遷移します。「表名」をクリックすると,[表(DB)詳細]画面に遷移します。階層図のルートにある「共通プログラム名」をクリックすると,[プログラム詳細]画面の「プログラム概要」に遷移します。ルート以外の「共通プログラム名」をクリックすると次に示す画面に遷移します。
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主プログラムが[共通プログラム]のときは,主プログラムをルートにするプログラム階層図に遷移します。
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主プログラム以外が[共通プログラム]のときは,共通プログラムをルートにする別のプログラム階層図に遷移します。
図7‒18 プログラム階層図 図7‒19 プログラム階層図(共通プログラム)
- [プログラム名]
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COBOLソースファイルの見出し部のPROGRAM-IDです。
- [コメント行の文字列]
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プログラムコメント(プログラムの機能を要約するコメント)の文字列です。
[解析生成オプション設定]画面の[プログラムコメント抽出]タブで[プログラムコメントを抽出する]にチェックすると,条件に従って抽出されたコメントが表示されます。[プログラムコメント抽出]タブについては,「5.2.3 [プログラムコメント抽出]タブ」を参照してください。
- [ファイル名]
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FD(ファイル記述項)またはSD(整列併合用ファイル記述項)に記述されたファイル名です。
- [アクセス種別(ファイル)]
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ファイルを使用している入出力文です。表示される文字を次に示します。複数の入出力文で使用している場合は,R/RWのように「/」で区切って表示されます。
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R:READ
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W:WRITE
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RW:REWRITE
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D:DELETE
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- [表名]
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埋め込みSQL文に記述されているSQL表です。
- [アクセス種別(表)]
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SQL表を呼び出すときのモードです。モードの意味を次に示します。
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C:INSERT
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R:SELECT,FETCH,または問合せを実行するSQL文
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U:UPDATE
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D:DELETE
複数の埋め込みSQL文を使用しているときは,表名ごとに,アクセス種別表示名の順にSQL表が表示されます。
アクセス種別はC,R,U,Dの順序で表示されます。
例えば,UPDATE文とSELECT文が定義されている場合,「RU」と表示されます。
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- [共通プログラム名]
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共通プログラムに対応するCOBOLソースファイルの見出し部のPROGRAM-IDです。