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COBOL2002 Professional Tool Kit COBOLソース解析ガイド


5.2.8 [生成ドキュメント]タブ

[解析生成オプション設定]画面の[生成ドキュメント]タブでは,ソース解析情報として生成するドキュメント(HTMLファイル形式またはCSVファイル形式)を選択します。また,ソース解析情報のドキュメントを格納する出力先フォルダを指定します。

注意事項
  • 出力先フォルダのデフォルト値は%USERPROFILE%COBOL Analyzerです。このフォルダの下に,解析対象プロジェクト名のフォルダが生成され,ソース解析情報が生成されます。

  • 出力先フォルダは,空のフォルダを設定してください。過去に生成したソース解析情報が出力先フォルダに存在していると,生成済みのソース解析情報が上書きされます。また,古いドキュメントが残ってしまうことがあります。

  • 出力先フォルダには,空白で終わる名称のフォルダを指定しないでください。正しく解析できないことがあります。

  • 出力先フォルダが存在しない場合でも,自動的にフォルダが作成されます。ただし,存在しないドライブで始まる絶対パス名を指定すると,生成処理でエラーになります。

  • [生成オプション設定]画面ですべてのチェックボックスをオフにしても,出力先フォルダに「index.html」ファイル,「Stylesheet」フォルダおよび「Files」フォルダが生成されます。

図5‒11 [解析生成オプション設定]画面の[生成ドキュメント]タブ

[図データ]

[生成ドキュメント]

生成するソース解析情報のドキュメントを選択します。

指定できる生成ドキュメントを次の表に示します。

表5‒1 指定できる生成ドキュメント

項番

生成ドキュメントオプション

説明

1

HTMLファイル

HTMLドキュメントのファイル一式を生成します。

2

一覧情報CSV

一覧情報CSVファイル(子項目)の一括操作

3

COBOLソースファイル一覧

COBOLソースファイル一覧CSVファイルを生成します。

4

プログラム一覧

プログラム一覧CSVファイルを生成します。

5

セクション一覧

セクション一覧CSVファイルを生成します。

6

ファイル一覧

ファイル一覧CSVファイルを生成します。

7

データ項目一覧

データ項目一覧CSVファイルを生成します。

8

不整合引数一覧

不整合引数一覧CSVファイルを生成します。

9

実行順序リスト

実行順序リストCSVファイルを生成します。

10

関係情報CSV

関係情報CSVファイル(子項目)の一括操作

11

プログラム呼出関係

プログラム呼出関係CSVファイルを生成します。

12

登録集原文参照関係

登録集原文参照関係CSVファイルを生成します。

13

ファイル参照関係

ファイル参照関係CSVファイルを生成します。

14

表(DB)参照関係

表(DB)参照関係CSVファイルを生成します。

注意事項

[解析生成オプション設定]画面の[生成ドキュメント]タブでHTMLファイルの生成を無効(チェックボックスをオフ)にして解析/生成を実行した場合,すべてのCOBOLソースファイルが生成対象外になります。COBOLソースファイルの生成状態や生成日付も変更されません。ただし,[解析生成オプション設定]画面の[生成ドキュメント]タブで生成が有効(チェックボックスがオン)になっているCSVファイルは生成されます。

[出力先フォルダ]

ソース解析情報の出力先フォルダを指定します。ここで指定する出力先フォルダは,HTMLファイル形式とCSVファイル形式で共通です。

デフォルト値は%USERPROFILE%COBOL Analyzerです。ここで指定したフォルダの下に解析対象プロジェクト名のフォルダが生成され,ソース解析情報のHTMLフォルダとCSVフォルダが生成されます。

[参照]ボタン

[フォルダの参照]ダイアログが表示されます。[出力先フォルダ]に指定するフォルダを選択します。