3.3 プログラムの入出力情報を調査する
UNIX環境などのプラットフォームで使用していたCOBOLソースファイルの入出力情報を調査する場合,プログラムの保守書が整備されていないと,データベースのSQL表を参照しているプログラムは幾つあるか,登録集原文とプログラムの関連から登録集原文を変更したときの影響を調査するのに時間が掛かります。
COBOLソース解析を使用すると,SQL表にアクセスしているプログラムの一覧,登録集原文を使用しているプログラムの一覧などをソース解析情報として出力できます。
作業の手順
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開発マネージャで,解析用のプロジェクトを作成し,COBOLソースファイルを登録します。
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開発マネージャの[ツール]−[COBOLソース解析]−[ソース解析プロジェクトの使用開始]を選択します。
ソース解析プロジェクト名を設定するダイアログが表示されます。
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任意のプロジェクト名を設定します。
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開発マネージャの[ツール]−[COBOLソース解析]−[設定]を選択します。
[解析生成オプション設定]画面が表示されます。
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コンパイラオプション,解析結果の出力先フォルダなどを設定します。
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開発マネージャの[ツール]−[COBOLソース解析]−[解析の実行]を選択します。
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開発マネージャの[ツール]−[COBOLソース解析]−[解析結果(HTML)の表示]を選択します。
HTMLファイル形式の解析情報が表示されます。
- 登録集原文を使用しているプログラムの一覧を知りたいとき
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[登録集原文]行の[全体]列の件数をクリックして,[登録集原文一覧]画面を表示します。
[登録集原文一覧]画面で,任意の登録集原文名をクリックすると,[登録集原文詳細]画面が表示されます。「COPY元プログラム」とは,登録集原文を使用しているプログラムの一覧です。
- SQL表にアクセスしているプログラムの一覧を知りたいとき
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[表(DB)]行の[全体]列の件数をクリックして,[表(DB)一覧]画面を表示します。
[表(DB)一覧]画面で,任意の表名をクリックすると,[表(DB)詳細]画面が表示されます。