2.2 変更したCOBOLソースファイルだけを解析する
変更したCOBOLソースファイルだけを解析する手順です。
いったん解析したCOBOLソースファイルをCOBOLエディタで変更したあとに,解析を再実行する場合,変更したCOBOLソースファイルを自動的に検出し,変更したファイルだけを解析・生成できます。
作業の前に確認すること
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再解析する解析対象プロジェクトを,すでに解析している。
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変更したCOBOLソースファイルを用いて再コンパイルしている。
図2‒2 COBOLソース解析の操作の手順(変更したCOBOLソースファイルだけを解析する場合)
各手順について説明します。手順の番号は図中の番号と対応しています。
作業の手順
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再解析するプロジェクトマスタを開きます。
変更したCOBOLソースファイルを含むプロジェクトマスタを開発マネージャで開きます。
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ソース解析プロジェクトの使用を開始します。
[ツール]−[COBOLソース解析]−[ソース解析プロジェクトの使用開始]を選択します。
ソース解析プロジェクト名を設定するダイアログが表示されます。
再解析するソース解析プロジェクト名を設定し,[OK]ボタンをクリックします。
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COBOLソース解析を実行します。
[ツール]−[COBOLソース解析]−[解析の実行]を選択します。
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実行結果を確認します。
開発マネージャのメッセージウィンドウにエラーメッセージが表示されていないかを確認します。エラーがある場合,エラー原因を調査し,対策後,COBOLソース解析を再実行してください。
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解析結果を参照します。
開発マネージャの[ツール]−[COBOLソース解析]−[解析結果(HTML)の表示]または[解析結果(CSV/TAG)の表示]を選択します。
- ポイント
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解析結果は,エクスプローラーなどで出力先フォルダを表示することで,ソース解析プロジェクトの使用を終了したあとでも参照できます。
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ソース解析プロジェクトの使用を終了します。
[ツール]−[COBOLソース解析]−[ソース解析プロジェクトの使用終了]を選択します。
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ログを参照します。
開発マネージャのメッセージウィンドウで解析状態および生成状態に,エラーまたは未生成が表示されている場合,ソース解析情報が正しく生成されていないことが考えられます。解析ログまたは操作ログを確認して,解析に失敗した原因を調査してください。
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解析ログ
解析または生成でエラーになった場合に,コンパイルエラーを確認するときに参照します。次に示すファイルに格納されます。
Windowsの環境変数TEMPで定義されているフォルダ¥COBOLAnalyzeLog.tag
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操作ログ
[解析生成オプション設定]画面に設定した内容および操作の誤りを確認するときに参照します。次に示すファイルに格納されます。
Windowsの環境変数TEMPで定義されているフォルダ¥COBOLControlLog.txt
参照方法は,ログの種類によって異なります。
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解析ログを参照する
解析ログ(COBOLAnalyzeLog.tag)を選択すると,COBOLエディタが起動します。
エラーメッセージをダブルクリックすると,COBOLソースファイルが表示され,該当行にカーソルが移動します。エラーの個所をCOBOLエディタで修正します。
この例では,手続き部に「DIVISION.」がないことが警告の原因なので,「DIVISION.」を入力します。上書き保存して,COBOLソースファイルを閉じます。
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操作ログを参照する
操作ログ(COBOLControlLog.txt)を選択すると,テキストエディタが起動します。
操作ログのエラーを調査し,操作内容を確認してください。
問題を解決したあとで,COBOLソース解析を再実行します。エラーについては,「9. エラー時の対処」を参照してください。
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