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COBOL2002 Professional製品 導入ガイド


eaenvsaveコマンド − COBOLソース解析の環境設定情報の保存

COBOLソース解析のすべての解析対象プロジェクトと,プロジェクトに含まれるCOBOLソースファイル一覧,解析生成オプションを環境設定情報ファイルに保存します。保存した環境設定情報は,環境設定情報の読み込みコマンド(eaenvloadコマンド)で,解析/生成環境を読み込めます。

eaenvsaveコマンドは,COBOLソース解析で作成したすべての解析対象プロジェクトを一括して保存します。一部の解析対象プロジェクトだけを抽出して環境設定情報ファイルに保存することはできません。

環境設定情報の対象になる情報と,対象にならない情報を次に示します。

取得対象の環境設定情報
  • COBOLソース解析の解析対象プロジェクトと,プロジェクトに含まれるCOBOLソースファイル一覧,解析生成オプション

取得対象でない環境設定情報
  • COBOLソース解析で解析したデータベースの解析データや生成ドキュメント,COBOLソースファイル

  • データ影響波及分析の各種データ

〈このページの構成〉

形式

eaenvsave  {-d 環境設定情報の保存先フォルダ名|-e 環境設定情報ファイル名} 〔-p ログファイル名〕
 
eaenvsave  -h

コマンド引数

戻り値

戻り値

意味

0

正常終了しました。

4

一部の環境設定情報の保存処理をスキップしました。

8

環境設定情報の保存に失敗しました。

上記以外

エラーが発生しました。エラーの内容はイベントログに出力されます。

エラーメッセージについては,「5.5 DBユティリティのメッセージ」を参照してください。

注意

実行例

環境設定情報ファイル名:D:¥envdata01.env

ログファイル名:D:¥envlog¥envsave01.log

> eaenvsave -e D:\envdata01.env -p D:\envlog\envsave01.log
 
COBOLソース解析用環境設定情報の保存処理実行中です。
COBOLソース解析用環境設定情報の保存処理が終了するまでに数分以上かかることがあります。
コマンドを実行している間は,Ctrl+Cキーなどで外部から停止しないでください。
 
COBOLソース解析用環境設定情報の保存処理を完了しました。
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