5.4.7 loadingruleオプション
- 〈この項の構成〉
(1) 機能
COBOLアクセス用Beanから呼び出すCOBOL UAPライブラリのロード/アンロードを制御したい場合に指定します。
(2) 指定形式
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Windowsの場合
SET CBLJ2CBOPT=loadingrule( resident | noresident )
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UNIXの場合
loadingruleオプションは引用符(")で囲んで指定します。
CBLJ2CBOPT="loadingrule( resident | noresident )" export CBLJ2CBOPT
loadingruleオプション未指定時は,residentとして扱います。
(3) 指定値の動作
loadingrule(resident):COBOLアクセス用Beanから呼び出されるすべてのCOBOL UAPライブラリをアンロードしません。
loadingrule(noresident):COBOL UAPライブラリをアンロードします。ただし,環境変数CBLJ2CBSTAYLIBに指定があるCOBOL UAPライブラリはアンロードしません。
(4) 注意事項
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Windowsの場合,COBOLアクセス用Beanから呼び出すCOBOL UAPライブラリをCOBOLダイナミックリンク機能のCOBOL UAPライブラリとしても使用する場合,必ず環境変数CBLJ2CBSTAYLIBに共用したいCOBOL UAPライブラリ名を指定する必要があります。UNIXの場合には,COBOLダイナミックリンク機能のCOBOL UAPライブラリがアンロードされないため該当しません。
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COBOLアクセス用Beanから呼び出すCOBOL UAPライブラリがすでにロードされている場合,ローディングしません。そのため,COBOL UAPからさらに呼び出したC UAPなどで,COBOLアクセス用Beanから呼び出すCOBOL UAPライブラリのアンロードはしないでください。