COBOL2002 Cosminexus連携機能ガイド


5.4.8 unicodeオプション

〈この項の構成〉

(1) 機能

COBOL UAPと受け渡す引数の,文字列データ変換時のエンコードをUTF-8およびUTF-16で行うことを指定します。

(2) 指定形式

(3) 指定値の動作

unicode(no):文字列データをencodeオプション指定に従ってエンコードします。encodeオプション未指定時は,デフォルトエンコードで変換します。デフォルトエンコードについては,「5.4.4 encodeオプション」の「(5) デフォルトエンコード」の「表5‒1 デフォルトエンコード一覧」を参照してください。

unicode(big/little):文字列データをUTF-8またはUTF-16でエンコードします。

英数字項目はUTF-8でエンコードします。

日本語項目は,big指定時はUTF-16BEで,little指定時はUTF-16LEでエンコードします。

(4) 注意事項

(5) エンコード対象となる項目

COBOL UAPに受け渡す引数で次に示す項目が対象となります。

(6) 設定するデータの長さが項目長よりも短い場合に補う文字

  1. 英数字項目はUTF-8の半角空白(0x20)を補います。

  2. 日本語項目はjapaneseオプションの指定によって,補う文字が異なります。big指定時は次に示す文字を補います。

    • japanese(1):UTF-16の半角空白(0x0020)を補います。

    • japanese(2):UTF-16の全角空白(0x3000)を補います。