COBOL2002 Cosminexus連携機能ガイド


5.4.1 環境変数CBLJ2CBOPT

COBOLアクセス実行環境変数CBLJ2CBOPTには,COBOLアクセス実行時ライブラリに渡すオプションを設定します。

設定方法は次のとおりです。設定に誤りがある場合は無効となります。

〈この項の構成〉

(1) Windowsの場合

環境変数は,コマンドプロンプトまたはコントロールパネルの[システム]で設定します。

指定形式
set CBLJ2CBOPT=[OPTION] [: OPTION]...
[OPTION]

実行時ライブラリに渡すオプションを指定します。現在用意されているオプションはcomp5オプション,dynamicpathオプション,encodeオプション,endianオプション,japaneseオプション,loadingruleオプション,およびunicodeオプションです。

(2) AIXの場合

AIXの環境変数に次の形式で指定します。

指定形式
CBLJ2CBOPT="[OPTION][: OPTION]..."
export CBLJ2CBOPT
[OPTION]

実行時ライブラリに渡すオプションを指定します。指定するときは引用符(")で囲んでください。現在用意されているオプションはcomp5オプション,dynamicpathオプション,encodeオプション,endianオプション,japaneseオプション,loadingruleオプション,およびunicodeオプションです。

(3) Linux(x64)の場合

Linux(x64)の環境変数に次の形式で指定します。

指定形式
CBLJ2CBOPT="[OPTION][: OPTION]..."
export CBLJ2CBOPT
[OPTION]

実行時ライブラリに渡すオプションを指定します。指定するときは引用符(")で囲んでください。現在用意されているオプションはcomp5オプション,dynamicpathオプション,encodeオプション,endianオプション,japaneseオプション,loadingruleオプション,およびunicodeオプションです。

日本語項目および日本語編集項目を使用する場合は,unicodeオプションを必ず指定してください。詳細については,「付録A.5 Linuxで使用する場合の注意事項」を参照してください。