COBOL2002 言語 拡張仕様編


6.7.2 SYNCHRONIZED句(浮動小数点形式データを扱う機能)

SYNCHRONIZED句を指定したとき,計算機の記憶領域でのデータ項目の表現形式(USAGE句)によって項目の配置方法は異なる。内部浮動小数点形式の数字項目を配置するときの規則を次に示す。

USAGE句

配置される語長の境界

項目が占めるバイト数

COMPUTATIONAL-1

4バイト境界

4バイト

COMPUTATIONAL-2

8バイト境界

8バイト

(注意)

SYNCHRONIZED句を省略するときは,バイト境界になるように割り付けられる。

【標準仕様との関連】

COBOL2002 言語 標準仕様編」 「9.16.80 SYNCHRONIZED句