COBOL2002 使用の手引 操作編


5.4.24 SIMULATE DC(DCシミュレーションの設定)

DCシミュレーションを,TDコマンドで手続きを設定して実行させます。詳細については,「2.2.7 プログラムの単体テスト」の「(5) DCシミュレーション」を参照してください。

形式

[図データ]

[図データ]

 
  • DC(操作文種別)

    シミュレーションの対象とするDC文を指定します。

    指定できる操作文は,COMMIT,DISABLE,ENABLE,RECEIVE,ROLLBACK,SEND文です。

  • CDNAME(通信記述名)

    シミュレーションの対象とする通信記述名を指定します。操作文種別と通信記述名の組み合わせでシミュレーション対象が決まります。

  • COUNTER(カウンタ変数)

    カウンタ変数は,プログラムの開始時に0が設定され,シミュレーションが実行されるたびに1ずつ値が増加します。

  • MESSAGE | NOMESSAGE

    シミュレーションの開始を知らせるメッセージを表示するかどうかを指定します。

  • 繰り返し指定,TDコマンド群

    DC文で実行する手続きをTDコマンドで指定します。

    繰り返し指定の詳細については,「5.4.25 REPEAT(繰り返し指定)」を参照してください。

注意事項

マルチスレッドプログラムでは,使用できません。