COBOL2002 使用の手引 操作編


5.4.23 GO END・GO INVALID・GO EOP・GO ERROR(入出力条件シミュレーション)

入出力条件を擬似的に発生させます。このとき,入出力状態に値を設定します。ファイルシミュレーションの手続きにだけ指定できます。

ファイルシミュレーションについては,「2.2.7 プログラムの単体テスト」の「(3) ファイルシミュレーション」を参照してください。

形式

[図データ]

注意事項
  • GO ENDコマンド実行後のプログラムの制御は,次のような関係となります。

    AT END指定

    USE指定あり

    USE指定なし

    あり

    AT END指定の無条件文に制御が移る

    AT END指定の無条件文に制御が移る

    なし

    USE手続きが実行される

    入出力文の終わりに制御が移る

  • GO INVALIDコマンド実行後のプログラムの制御は,次のような関係となります。

    INVALID KEY指定

    USE指定あり

    USE指定なし

    あり

    INVALID KEY指定の無条件文に制御が移る

    INVALID KEY指定の無条件文に制御が移る

    なし

    USE手続きが実行される

    入出力文の終わりに制御が移る

  • GO EOPコマンド実行後のプログラムの制御は,次のような関係となります。

    END-OF-PAGE指定

    USE指定あり

    USE指定なし

    あり

    END-OF-PAGE指定の無条件文に制御が移る

    END-OF-PAGE指定の無条件文に制御が移る

    なし

    入出力文の終わりに制御が移る

    入出力文の終わりに制御が移る

  • GO ERRORコマンド実行後のプログラムの制御は,次のような関係となります。

    USE指定あり

    USE指定なし

    USE手続きが実行される

    入出力文の終わりに制御が移る