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COBOL2002 操作ガイド


12.4.21 SET LOG/RESET LOG(モニタウィンドウ表示内容のファイル出力の設定と解除)

〈この項の構成〉

(1) SET LOG(モニタウィンドウ表示内容のファイル出力の設定)

モニタウィンドウへ出力されるテストデバッグの実行結果をファイルへ出力します。

形式

[図データ]

  • OUTFILE(ファイル名)

    実行結果を出力するファイル名を指定します。Windowsファイル名に空白,括弧,アポストロフィまたはダブルコーテーションを使用する場合の指定方法については,「12.1 TDコマンドの指定方法」を参照してください。

注意事項
  • SET LOGでファイルがオープンされ,RESET LOGでファイルがクローズされます。ファイルがオープンされている間は,ほかのアプリケーションからの書き込みはできません。

  • 指定されたファイルがすでにある場合は,上書きとなります。

  • SET LOGによって出力先が指定されていた場合は,先に指定されたファイルをクローズしてから指定されたファイルをオープンします。

  • オープンされているファイルを,ファイル名に指定することはできません。したがって,SET PRINTコマンドで指定されたファイルも,指定できません。

  • 大文字・小文字を区別するため,#OPTIONコマンドの指定がファイル名に効かないようにさせたいときは,文字列を指定します。指定方法については,「12.1.4 英大文字と英小文字,英数字文字と拡張文字を区別しての文字列の指定方法」を参照してください。

  • ファイル名に正規表現を指定しても適用されません。

(2) RESET LOG(モニタウィンドウ表示内容のファイル出力の解除)

テストデバッグの実行結果をモニタウィンドウへ出力するように戻します。

形式

[図データ]