18.1.1　使用できない機能

Windows(x64) COBOL2002とWindows(x86) COBOL2002とでは，使用できる機能が異なります。ここでは，Windows(x86) COBOL2002の機能のうち，Windows(x64) COBOL2002で使用できない機能について説明します。

〈この項の構成〉

(1)　使用できない機能

Windows(x64) COBOL2002では使用できない機能を次に示します。

表18‒1　Windows(x64) COBOL2002で使用できない機能
機能名	説明
XMAP3を使用して書式印刷する機能	書式と行データを重ね合わせる印刷（書式オーバレイ印刷）や，印刷制御付きの行データの印刷を行う。
リモートファイルアクセス機能	接続されているほかのWindowsやUNIX上に存在する，ISAMを使用する索引編成ファイルにアクセスする。
Visual Basic連携機能	Visual Basicプログラムから，DLLとして作成されたCOBOLプログラムを呼び出す。

Windows(x64) COBOL2002では使用できないファイル編成を次に示します。

Windows(x64) COBOL2002では，MIOS7 COBOL85との互換機能を有効にする-CompatiM7オプションは使用できません。使用できる機能を次に示します。

-CompatiM7オプションを指定しなくても使用できる言語仕様を，次に示します。

環境部の入出力管理記述項(I-O-CONTROL)

環境部のファイル管理記述項

-CompatiM7オプションを指定しなくても使用できる実行時環境変数を，次に示します。