COBOL2002 操作ガイド


17.2.2 cbl2kinfoextraコマンドの指定形式

形式

[図データ]

入力ファイル名

COBOL2002情報を抽出するプロセスダンプや,COBOL2002情報の抽出対象となるファイル名を指定します。入力ファイルには,次のファイルが指定できます。

  • プロセスダンプ

  • 実行可能ファイル(.exe)

  • DLLファイル(.dll)

  • オブジェクトファイル(.obj)

  • 標準ライブラリ(.lib)

  • 順編成ファイル(可変長)

  • 相対編成ファイル

-Helpまたは-?

cbl2kinfoextraコマンドの構文が標準出力に出力されます。-Helpまたは-?を指定すると,ほかの引数はすべて無視されます。

注意事項
  • 先頭文字がハイフン(-)の引数は,オプションになります。ハイフン(-)の代わりにスラント(/)も使用できます。

  • オプションの先頭文字に続く大文字と小文字は,等価とみなします。

  • 引数の区切り記号は,一つ以上の空白文字またはタブです。ただし,引数に空白文字を含むファイル名を指定する場合は,ファイル名をダブルコーテーション(")で囲んでください。

  • 入力ファイル名にはワイルドカード(*,?など)を指定できません。指定した場合は,ファイル名としてそのまま使用されます。

  • 入力ファイル名は,Windowsのファイル名の規則に従って指定します。

  • コマンド名だけを指定した場合は,コマンドの構文が標準出力に出力されます。

  • -Helpまたは-?の指定がなく,指定できないオプションがある場合は,メッセージを出力してcbl2kinfoextraコマンドを終了します。

  • コマンドが返すリターン値は,次のとおりです。

    リターン値

    内容

    0

    正常終了

    1

    エラー発生による終了

  • COBOL2002情報を抽出できなかった場合や,抽出したCOBOL2002情報に対して補足情報がある場合は,情報抽出ツール出力結果リストにメッセージが出力されます。出力されるメッセージについては,「17.5 COBOL2002情報抽出ツールのメッセージ」を参照してください。