COBOL2002 操作ガイド


10.8.1 中断点の設定

中断点はソーステキストウィンドウとテストデバッグ一覧ウィンドウから設定できます。中断点の設定方法について説明します。

〈この項の構成〉

(1) ソーステキストウィンドウからの設定

ソーステキストウィンドウ中の文に対して中断点を設定します。ソーステキストウィンドウからの中断点の設定には,次の3とおりの方法があります。

(a) 中断点を設定する文の文キーワードを選択,または文キーワード上にカーソルを位置づける方法

  1. 中断点を設定する文(節・段落名を含む)の文キーワードを選択する。または,文キーワード上にカーソルを位置づける。

  2. [中断]メニューから[中断点の設定/解除]を選ぶ。またはポップアップメニューから[中断点の設定/解除]を選ぶ。

    カーソルを位置づけた文に対して中断点が設定され,文キーワードがカスタマイズダイアログボックスで設定した色で強調表示されます。カスタマイズダイアログボックスについては,「10.18 テストデバッグのオプション設定」を参照してください。

    [図データ]

(b) 中断点を設定する文の文キーワード上をダブルクリックする方法

  1. 中断点を設定する文(節・段落名を含む)の文キーワード上をダブルクリックする。

    ダブルクリックした文に対して中断点が設定され,文キーワードが強調表示されます。

(c) 中断点を設定する文がある行の作業領域をクリックする方法

  1. 中断点を設定する文(節・段落名を含む)がある行の作業領域をクリックする。

    クリックした行にある文に対して中断点が設定され,文キーワードが強調表示されます。

    ただし,1行に複数の文がある場合は,行内の先頭の文キーワードに対して中断点が設定されます。

注意事項

ソーステキストウィンドウの作業領域からの設定では,文キーワードを含まない行の上での操作は無効となります。

(2) テストデバッグ一覧ウィンドウからの設定

テストデバッグ一覧ウィンドウ中のソース単位に対して入口または出口中断点を設定します。翻訳単位などに対して入口または出口中断点を設定した場合には,下位の全項目に中断点が設定されます。

  1. 入口,または出口中断点を設定するソース単位または翻訳単位を選ぶ。

    選択したソース単位または翻訳単位が選択状態になります。

  2. ポップアップメニューから,[入口中断点の設定]または[出口中断点の設定]を選ぶ。

    選択したソース単位の状態欄に「*」マークが表示されます。

    翻訳単位などを選択した場合は,下位の全ソース単位の状態欄に「*」マークが表示されます。

注意事項

入口または出口中断点設定の対象範囲は次のとおりです。

○マークの項目に対して入口または出口中断点を設定すると,○マークの項目自体に中断点が設定されます。■マークと□マークの項目に対して入口または出口中断点を設定すると,下位のすべての項目が中断点設定の対象となります。

[図データ]