COBOL2002 操作ガイド


6.3.5 画面定義の手順例

ここでは,画面定義ウィンドウで画面を定義する手順を説明します。なお,詳細な操作については,「6.4 画面定義の操作」を参照してください。

次のような画面を定義するときの手順を説明します。

[図データ]

表を作成する場合は,新規作成ダイアログボックスでWINDOW SECTIONを指定する必要があります。新規作成ダイアログボックスは,新規に画面定義を開始したあと,最初にフィールドを作成するか,または[ファイル]メニューから[新規作成]を選んだときに表示されます。

〈この項の構成〉

(1) フィールドを作成する

  1. フォームエディタウィンドウ上で,フィールドの起点となる位置をマウスで選び,目的のサイズになるまでドラッグする。

    属性エディタウィンドウに,作成したフィールドの属性が表示されます。また,フィールド構成ウィンドウにはフィールド項目が表示されます。

  2. 属性エディタウィンドウで,フィールドの属性を設定する。

    フィールド名,フィールド種別,データ項目の種別,および初期値などを設定します。例では,初期値に「AAAA」を設定します。設定したフィールド名は,フィールド構成ウィンドウ上のフィールド項目の名称になります。また,初期値は,フォームエディタウィンドウ上のフィールドに表示されます。

(2) 表を作成する

(a) 繰り返しのない表を作成する

  1. フォームエディタウィンドウ上にフォーカスがあるとき,[作表]メニューから[表作成]を選ぶ。

    表示されたダイアログボックスに表の開始位置,繰り返し回数,および表要素の個数などを指定します。例では,繰り返し回数「1」,表要素数「4」を設定します。

  2. [OK]ボタンを選びます。

    属性エディタウィンドウに,作成した表の属性が表示されます。また,フィールド構成ウィンドウには表項目が表示されます。

  3. 属性エディタウィンドウで,表の属性を設定する。

    表名,要素名,フィールド種別,データ項目の種別,および初期値などを設定します。例では,各表要素の初期値に「bbb」「ccc」「dd」「ee」を設定します。

    設定した表名は,フィールド構成ウィンドウ上の表項目の名称になります。

    また,初期値は,フォームエディタウィンドウ上の表に表示されます。

(b) 繰り返しのある表を作成する

  1. (a)と同様に,[作表]メニューから[表作成]で表を作成する。

    例では,繰り返し回数「3」,表要素数「4」を設定します。

  2. (a)と同様に,属性エディタウィンドウで,表の属性を設定する。

    例では,初期値を設定しません。

なお,フィールド構成ウィンドウは,関連のあるフィールドや表をCOBOLの手続き部でまとめて扱うための集団項目を定義するために使用します。