COBOL2002 操作ガイド


1.10 構成管理ツールとの連携(COBOL2002 Developer Professionalでだけ有効)

構成管理ツールとの連携は,COBOL2002 Developer Professionalでだけ使用できます。COBOL2002 Net Developerだけインストールされている場合は,構成管理ツールを実行するメニューは表示されません。

プログラム開発チーム内で共通して使用するデータ(共通COPY文,共通サブルーチンなど)のバージョン管理の目的で,構成管理ツールを適用するケースがあります。開発マネージャと構成管理ツールを連携させると,開発マネージャ上で右クリックして表示されるポップアップメニュー,またはファイルメニューから該当するメニューを選んで構成管理ツールを操作でき,コマンドプロンプトなどから構成管理ツールを実行する手間が省けます。

構成管理ツールは,別途用意してください。

構成管理ツールとの連携を次の図に示します。

図1‒7 構成管理ツールとの連携

[図データ]

開発マネージャから実行できる構成管理ツールの機能は次のとおりです。

対象になるファイルは,開発マネージャのツリー上のノード(ソースファイルなど)下に表示されている,ソースファイルと依存ファイルです。

注意
  • 事前に,使用する構成管理ツールの環境設定をしておいてください。

  • 複数の開発マネージャを起動している場合,構成管理ツールの操作結果の情報は,設定した開発マネージャだけにしか反映されません。起動中のほかの開発マネージャは再起動してください。

  • チェックアウトすると,チェックアウトの状態はプロジェクトマスタファイルに保存されます。構成管理ツールを設定していない環境で,チェックアウト状態のファイルを含むプロジェクトマスタファイルを開いた場合,メッセージウィンドウに警告メッセージが表示されます。チェックアウト中のファイルを含むプロジェクトマスタファイルをほかのマシンに移行しないでください。

〈この節の構成〉