付録K.2 COBOLコマンドプロンプトの環境変数の状態
COBOLコマンドプロンプト中の環境変数は,次のように設定されています。また,このCOBOLコマンドプロンプトの環境変数はカスタマイズできます。環境設定のカスタマイズの詳細については,「付録J 環境変数の設定」の「付録J.2 環境設定のカスタマイズ」を参照してください。
環境変数 |
設定内容 |
---|---|
システムの環境変数PATHの値の先頭に「日立共通DLLのインストール先,COBOL2002のインストールフォルダ¥bin,COBOL2002のインストールフォルダ¥bin¥SDK」を付加した値に変更する。 PATH=日立共通DLLのインストール先;COBOL2002のインストールフォルダ\bin;COBOL2002のインストールフォルダ\bin\SDK;%PATH% |
|
システムの環境変数LIBの値の先頭に「COBOL2002のインストールフォルダ¥lib,COBOL2002のインストールフォルダ¥lib¥SDK」を付加した値に変更する。 LIB=COBOL2002のインストールフォルダ\lib;COBOL2002のインストールフォルダ\lib\SDK;%LIB% |
|
環境変数CBLLIBの値の先頭に「COBOL2002のインストールフォルダ¥copy」を付けた値を設定する。 CBLLIB=COBOL2002のインストールフォルダ\copy;%CBLLIB% |
環境変数の値の設定が正しく行われていない場合,環境変数が追加されない状態でコマンドプロンプトが起動されます。起動されたコマンドプロンプトには,環境変数の設定に失敗した内容を示すメッセージが表示されます。環境変数に設定されている指定を減らすか,または環境設定のカスタマイズを行ってください。その後,再度COBOLコマンドプロンプトを実行してください。