Hitachi

Hitachi IT System Configuration Manager メッセージ


2.7 設計書によるマスターイメージの登録・更新機能使用時のメッセージに関する注意事項

次に示すメッセージのメッセージ本文と,その説明文については「読み替えの説明」欄に示すとおりに読み替えて対処してください。

表2‒6 メッセージと説明の読み替え方法

項番

メッセージID

メッセージと説明

読み替えの説明

1

KFUD15009-I

KFUD15010-I

KFUD15011-I

KFUD15012-I

KFUD15013-I

KFUD15014-I

KFUD15062-I

KFUD15063-I

KFUD25033-E

KFUD25034-E

KFUD25047-E

KFUD25048-E

KFUD25071-E

KFUD25072-W

KFUD25089-E

パラメータ

cc....cc:ミドルウェア種別(Cosminexus,HiRDB,マスターイメージ定義ファイルのミドルウェア識別子)

「マスターイメージ定義ファイルのミドルウェア識別子」を「設計書のマスターイメージ基本情報シートに記載の設定対象識別子」に読み替えてください。

2

KFUD23103-E

(O)

マスターイメージ定義ファイル内のマスターイメージ名を変更して,再度コマンドを実行してください。

「マスターイメージ定義ファイル」を「設計書のマスターイメージ基本情報シート」に読み替えてください。

3

KFUD23110-E

メッセージ

マスターイメージ定義ファイルに指定したコンポーネントID数が構成パターンテンプレートファイルと不一致です。

説明

マスターイメージ定義ファイルに指定したコンポーネントID数が不正です。

(O)

マスターイメージ定義ファイルの構成を見直して,再度コマンドを実行してください。

「マスターイメージ定義ファイル」を「設計書のマスターイメージ基本情報シート」に読み替えてください。

4

KFUD23113-E

メッセージ

マスターイメージ定義ファイルに指定したテンプレートが存在しません。テンプレート名=aa....aa

説明

マスターイメージ定義ファイルで指定したテンプレートが,ISCMに登録されていません。

(O)

マスターイメージ定義ファイル内のテンプレート名を見直して,再度コマンドを実行してください。

「マスターイメージ定義ファイル」を「設計書のマスターイメージ基本情報シート」に読み替えてください。

5

KFUD23114-E

メッセージ

マスターイメージ定義ファイルに指定した値が不正です。原因コード=aa....aa,値=bb....bb

説明

マスターイメージ定義ファイルで指定したパラメータが不正です。

原因コード(aa....aa)の意味を次の表に示します。

 原因コード:

  MIDDLEWARE_ID

   ミドルウェア識別子が不正です。

  SECTION_NAME

   マスターイメージ定義ファイルのセクション名が不正です。

(O)

マスターイメージ定義ファイルと,使用するテンプレートファイルを見直して,再度コマンドを実行してください。

「マスターイメージ定義ファイル」を「設計書のマスターイメージ基本情報シート」に読み替えてください。

「ミドルウェア識別子」を「設定対象識別子」に読み替えてください。

6

KFUD23121-E

メッセージ

マスターイメージ定義ファイルに指定したテンプレートが不正です。テンプレート名=aa....aa

説明

マスターイメージ定義ファイルに記述されたテンプレートファイルがありません。

(O)

マスターイメージ定義ファイルと,使用するテンプレートファイルを見直して,再度コマンドを実行してください。

「マスターイメージ定義ファイル」を「設計書のマスターイメージ基本情報シート」に読み替えてください。

7

KFUD23122-E

メッセージ

マスターイメージ定義ファイルと,登録済みマスターイメージの構成が一致しません。原因コード=aa....aa,値=bb....bb

説明

マスターイメージ定義ファイルの内容が,更新対象のマスターイメージの構成と一致していません。

(O)

原因コードに基づいてマスターイメージ定義ファイルを見直して,再度コマンドを実行してください。

「マスターイメージ定義ファイル」を「設計書のマスターイメージ基本情報シート」に読み替えてください。

8

KFUD23126-E

メッセージ

マスターイメージ定義ファイルに指定したコンポーネントテンプレートファイルのティア情報が,構成パターンテンプレートファイルと不整合です。コンポーネントテンプレートファイル名=aa....aa

(O)

マスターイメージ定義ファイルと,使用するテンプレートファイルを見直して,再度コマンドを実行してください。

「マスターイメージ定義ファイル」を「設計書のマスターイメージ基本情報シート」に読み替えてください。

9

KFUD23127-E

メッセージ

マスターイメージ定義ファイルに指定したコンポーネントテンプレートファイルのNIC情報が,構成パターンテンプレートファイルと不整合です。コンポーネントテンプレートファイル名=aa....aa

(O)

マスターイメージ定義ファイルと,使用するテンプレートファイルを見直して,再度コマンドを実行してください。

「マスターイメージ定義ファイル」を「設計書のマスターイメージ基本情報シート」に読み替えてください。

10

KFUD23128-E

メッセージ

マスターイメージ定義ファイルに指定したテンプレートの種別が不正です。テンプレート名=aa....aa

説明

マスターイメージ定義ファイルに記述されたテンプレートの種別が不正であるため,マスターイメージを登録,または更新できません。

(O)

マスターイメージ定義ファイルと,使用するテンプレートファイルを見直して,再度コマンドを実行してください。

「マスターイメージ定義ファイル」を「設計書のマスターイメージ基本情報シート」に読み替えてください。

11

KFUD23129-E

メッセージ

マスターイメージ定義ファイルに指定したテンプレートに対する要求が実行中です。テンプレート名=aa....aa

説明

マスターイメージ定義ファイルに記述されたテンプレートを操作中のため,マスターイメージを登録,または更新できません。

(O)

マスターイメージ定義ファイルと,使用するテンプレートファイルを確認して,再度コマンドを実行してください。

「マスターイメージ定義ファイル」を「設計書のマスターイメージ基本情報シート」に読み替えてください。

12

KFUD23131-E

メッセージ

マスターイメージ定義ファイルに指定したコンポーネントテンプレートファイルの情報が,構成パターンテンプレートファイルと不整合です。原因コード=aa....aa,テンプレート名=bb....bb

(O)

マスターイメージ定義ファイルと使用するテンプレートファイルを見直して,再度コマンドを実行してください。

「マスターイメージ定義ファイル」を「設計書のマスターイメージ基本情報シート」に読み替えてください。

13

KFUD23132-E

メッセージ

マスターイメージ定義ファイルに指定したコンポーネントテンプレートと構成パターンテンプレート間に不整合があるため,この組み合わせで使用できません。コンポーネントテンプレート名=aa....aa,親要素=bb....bb,要素=cc....cc,属性=dd....dd,値=ee....ee,構成パターンテンプレート名=ff....ff,親要素=gg....gg,要素=hh....hh,属性=ii....ii,値=jj....jj

パラメータ

aa....aa:マスターイメージ定義ファイルに指定したコンポーネントテンプレート名

ee....ee:"pp.xxx"

注 xxx:hitachi.Cosminexus以外のミドルウェア識別子

ff....ff:マスターイメージ定義ファイルに指定した構成パターンテンプレート名

「マスターイメージ定義ファイル」を「設計書のマスターイメージ基本情報シート」に読み替えてください。

「ミドルウェア識別子」を「設定対象識別子」に読み替えてください。

14

KFUD23137-E

メッセージ

マスターイメージ定義ファイルに指定したコンポーネントテンプレートファイルに,同じマスターイメージで使用できない組み合わせがあります。原因コード=aa....aa,テンプレート名1=bb....bb,テンプレート名2=cc....cc

説明

マスターイメージ定義ファイルで指定されたコンポーネントテンプレートに,同じマスターイメージで使用できない組み合わせがあります。

(O)

マスターイメージ定義ファイルを見直し,組み合わせ可能なコンポーネントテンプレートファイルを指定して再度コマンドを実行してください。

「マスターイメージ定義ファイル」を「設計書のマスターイメージ基本情報シート」に読み替えてください。

15

KFUD23138-E

メッセージ

マスターイメージ定義ファイルに指定したコンポーネントテンプレートファイルは,現在のシステム定義ファイルの指定では使用できません。プロパティ名=aa....aa,指定値=bb....bb,テンプレート名=cc....cc

説明

現在のシステム定義ファイルの指定では使用できないコンポーネントテンプレートをマスターイメージ定義ファイルに記載しています。

(O)

PaaS利用者の場合:マスターイメージ定義ファイルを見直し,使用可能なコンポーネントテンプレートファイルを指定して再度コマンドを実行してください。問題が解決しない場合はPaaS提供者に連絡してください。

「マスターイメージ定義ファイル」を「設計書のマスターイメージ基本情報シート」に読み替えてください。

16

KFUD23217-E

メッセージ

入力XMLファイルに指定したファイルが存在しません。ファイル種別=aa....aa,ファイル名=bb....bb

説明

入力XMLファイル(aa....aa)に指定したファイルがありません。

aa....aaに表示される内容を次に示します。

 MASTERIMAGE_DEFINE:マスターイメージ定義ファイル

ファイル種別がMASTERIMAGE_DEFINEの場合,「マスターイメージ定義ファイル」および「入力XMLファイル」を「設計書のマスターイメージ基本情報シート」に読み替えてください。

17

KFUD23220-E

メッセージ

入力XMLファイルに指定したパスに存在するディレクトリまたはファイル名が長すぎます。ファイル種別=aa....aa,親要素=bb....bb,要素=cc....cc,属性=dd....dd,値=ee....ee,パス名=ff....ff

説明

入力XMLファイル(aa....aa)に指定したディレクトリ内のディレクトリ名,またはファイル名が長過ぎます。

aa....aaに表示される内容を次に示します。

 MASTERIMAGE_DEFINE:マスターイメージ定義ファイル

ファイル種別がMASTERIMAGE_DEFINEの場合,「マスターイメージ定義ファイル」および「入力XMLファイル」を「設計書のマスターイメージ基本情報シート」に読み替えてください。

18

KFUD23222-E

説明

入力XMLファイル(aa....aa)に指定したファイル,ディレクトリ,またはディレクトリ下で入出力エラーが発生しました。

aa....aaに表示される内容を次に示します。

 MASTERIMAGE_DEFINE:マスターイメージ定義ファイル

(O)

次の原因が考えられます。入力XMLファイルの定義値を見直してください。

ファイル種別がMASTERIMAGE_DEFINEの場合,「マスターイメージ定義ファイル」および「入力XMLファイル」を「設計書のマスターイメージ基本情報シート」に読み替えてください。

19

KFUD24229-E

(O)

PaaS利用者の場合:リソース定義ファイルおよびマスターイメージ定義ファイルで指定したVLANIDを確認してください。そのあと,再度コマンドを実行してください。

「リソース定義ファイル」を「設計書のネットワーク情報シート」に読み替えてください。

20

KFUD24301-E

メッセージ

指定したリソース定義でIPアドレスの予約ができませんでした。ホストID=aa....aa,NIC名=bb....bb,IPアドレス=cc....cc,IPアドレスグループ=dd....dd,IPアドレス種別=ee....ee,VLAN-ID=ff....ff,ホスト名称=gg....gg,原因コード=hh....hh

説明

指定されたリソース定義の内容でIPアドレスを予約できませんでした。

(O)

リソース定義ファイル,およびIPアドレス設定ファイルの内容を確認してください。そのあと,再度csdmireserveコマンドを実行してください。

「リソース定義」および「リソース定義ファイル」を「設計書のネットワーク情報シート」に読み替えてください。

21

KFUD24505-E

パラメータ

次のどちらかに該当する場合は,「dd....dd:ホストID」に"*"を出力します。

  • 「aa....aa:種別」がcx_sectionで,かつマスターイメージ定義ファイルに記載されているセクションが「bb....bb:値」に表示されている(セクションがマスターイメージ定義ファイルで使用中である場合)。

「マスターイメージ定義ファイル」を「設計書のマスターイメージ基本情報シート」に読み替えてください。

22

KFUD25026-E

KFUD25078-E

(O)

原因コードがI/O ERRORまたはDEFINITION FILE COPY ERRORの場合は,次の対処を実施してください。

PaaS利用者の場合:PaaS提供者へ連絡してください。PaaS提供者がエラーの要因を取り除いたあと,マスターイメージ定義ファイルの内容を変更しないで再度コマンドを実行してください。

「マスターイメージ定義ファイル」を「設計書」に読み替えてください。

23

KFUD25086-W

KFUD25087-W

KFUD25088-W

パラメータ

ミドルウェア種別(HiRDB,マスターイメージ定義ファイルのミドルウェア識別子)

「マスターイメージ定義ファイルのミドルウェア識別子」を「設計書のマスターイメージ基本情報シートに記載の設定対象識別子」に読み替えてください。

KFUD23202-EKFUD23203-Eメッセージについて,メッセージに出力されるファイル種別が”MASTERIMAGE_DEFINE”の場合は,タグ名・属性に応じて,次に示す「設計書の該当部分」の個所に誤りがないかどうかを見直してください。

表2‒7 メッセージに出力されるタグ名・属性と設計書における該当部分の対応表

項番

タグ名

属性

設計書の該当部分

1

MasterImage

xmlns

2

name

1. マスターイメージ基本情報シート

(1)マスターイメージ基本情報

項番1 マスターイメージ名

3

section

1. マスターイメージ基本情報シート

(1)マスターイメージ基本情報

項番2 セクション

4

version

1. マスターイメージ基本情報シート

(1)マスターイメージ基本情報

項番3 バージョン

5

description

1. マスターイメージ基本情報シート

(1)マスターイメージ基本情報

項番4 マスターイメージの説明

6

PatternTemplate

1. マスターイメージ基本情報シート

(1)マスターイメージ基本情報

項番5 構成パターンテンプレート名

7

Parameter(uoc.UOC種別)

type

8

Property

key

1. マスターイメージ基本情報シート

(1)マスターイメージ基本情報

項番6 サイジングUOCクラス名

9

value

1. マスターイメージ基本情報シート

(1)マスターイメージ基本情報

項番7 サイジングUOCファイル名

10

Value

key

1. マスターイメージ基本情報シート

(3)サイジングUOC入力パラメータ

UOC入力パラメータ

11

value

1. マスターイメージ基本情報シート

(3)サイジングUOC入力パラメータ

UOC設定値

12

Component

id

1. マスターイメージ基本情報シート

(2)コンポーネント情報

コンポーネントID

13

template

1. マスターイメージ基本情報シート

(2)コンポーネント情報

コンポーネントテンプレート名

14

Vlan

businessId

15

Middleware

id

2. パラメータ定義シート

(a)ISCM解析情報

設定対象識別子

16

Parameter(fixed)

type

17

Property

key

2. パラメータ定義シート

(2)パラメータと設定値情報

可変部定義名

18

value

2. パラメータ定義シート

(2)パラメータと設定値情報

区切り文字,デフォルト設定値,設定値

19

Parameter(Patch)

type

20

Property

key

21

value

22

order

23

Parameter(fixed)

type

24

Property

key

25

value

26

Parameter(fixed)

type

27

Property

key

28

value

29

order

(凡例)

−:該当部分なし