2.3.9 ミドルウェアアップデートスクリプト
ミドルウェアをアップデートするためのスクリプトが記述されたファイルです。
アップデートスクリプトには応答待ちとなるコマンドを記述できません(mvコマンドの場合,-fオプションを付与し応答待ちにならないコマンド形式であれば記述できます)。記述した場合ミドルウェアの更新処理がアップデートスクリプトの応答待ちでタイムアウトするまで終了しなくなります。
業務システムの状態がdeployed,updating(stopped),failed(update)の状態でcsdmiupdateコマンドを実行した場合に実行されます。
ミドルウェアアップデートスクリプト実行時のカレントディレクトリは次に設定されています。
deploy.remote.tmppathまたはdeploy.remote.tmppath.winに指定したパス※\csd_tmp\setup
ミドルウェアアップデートスクリプトからほかのディレクトリおよびファイルを相対パスで指定する場合は,上記で設定されたカレントディレクトリからの相対パスで指定するようにしてください。
注※ システム定義ファイルcsd.propertiesで指定
アップデートスクリプトは,実行結果によって次の値を返すように作成してください。
項番 |
結果 |
戻り値 |
---|---|---|
1 |
成功 |
0 |
2 |
失敗 |
1 |
仮想ホストにミドルウェアが複数ある場合,スクリプトを実行する順序は不定です。