2.3.8 ミドルウェアセットアップスクリプト
ミドルウェアをセットアップするためのスクリプトが記述されたファイルです。
ファイルの記述例については製品同梱のサンプルファイルを参照してください。サンプルファイルは次の場所に格納されています。
<ISCMインストール先ディレクトリ>\mgr\sample\※1\※2\ctHirdbDir\script
注※1 「HVM」または「VMWare」を指定
注※2 「Windows」または「Linux」を指定
ミドルウェアセットアップスクリプト実行時のカレントディレクトリは次に設定されています。
deploy.remote.tmppathまたはdeploy.remote.tmppath.winに指定したパス※\csd_tmp\setup
注※ システム定義ファイルcsd.propertiesで指定
ミドルウェアセットアップスクリプトからほかのディレクトリおよびファイルを相対パスで指定する場合は,上記で設定されたカレントディレクトリからの相対パスで指定するようにしてください。
ミドルウェアセットアップスクリプトは何度実行しても処理結果が変わらないように作成することを推奨します。これは,csdmideployに失敗して再度実行が必要になった場合に,ミドルウェアセットアップスクリプトが失敗となるのを避けるためです。
ISCMとしてはミドルウェアセットアップスクリプトの実行結果を0かそれ以外で判断するため,正常終了時は実行結果が0に,失敗時は0以外になるように作成してください。
ミドルウェアによっては,存在することで機能がONになるファイルが存在します。この機能を使用しない場合は,ミドルウェアセットアップスクリプト内で忘れずに削除してください。