Hitachi

Hitachi IT System Configuration Manager リファレンス


2.3.7 OS設定用パラメータファイル

〈この項の構成〉

(1) 形式

パラメータファイルはプロパティ形式で記述します。
  • 指定する文字列内に円記号(\)が含まれる場合は\\とします。

  • 一行に一定義を記述してください。

  • パスを指定する場合はダブルクォーテーション(”)で囲む必要はありません。

  • シャープ(#)で始まる行はコメントとなります。

  • 空白行は無視されます。

  • キーの設定を省略した場合はあらかじめ設定された値が反映されます。

  • パスを定義する場合は絶対パスで指定してください。

  • コメント以外の全角文字はエラーとなります。

  • 行末に空白やコメントは記述できません。

(2) ファイル名

OS設定用パラメータファイル名は任意です。

注 ペアとなるテンプレートファイルと同じ名前を指定してください。

(3) 格納先ディレクトリ

OS設定用パラメータファイル名は任意です。

(4) 説明

OS定義情報一式に存在する,OSに設定する値が記載されているファイルです。

固定値が記載されているパラメータファイルとデフォルト値が記載されているパラメータファイルの2種類存在します。固定値のパラメータファイルの拡張子は「.fix」,デフォルト値のパラメータファイルの拡張子は「.default」です。パラメータファイルは,文字コードをMS932,改行コードをCR+LF(\r\n)で記述します。

設計書を基にマスターイメージを登録・更新する場合は,OS設定用パラメータファイルをサポートしていません。OSの設定を変更する場合はミドルウェア定義用パラメータファイルとして指定してください。

(5) 記述形式

ミドルウェア定義用パラメータファイルの記述形式を参照してください。

(6) 設定順序

ミドルウェア定義用パラメータファイルの設定順序を参照してください。

(7) 定義生成後の出力ファイル

ミドルウェア定義用パラメータファイルの定義生成後の出力ファイルを参照してください。