csdmirelease(物理リソースの予約解除)
形式
csdmirelease {-i マスターイメージID|-n マスターイメージ名[.セクション]}
[-p ホストID] [-y]
機能
業務システムのリソース予約を解除します。
一度“使用中”にしたIPアドレスのステータスを再度“利用可能”に変更することができます。
このコマンドを実行可能な業務システムのstatusについては,「表1-5 業務システムのStatusと実行可能な運用コマンドの関係(1/2)」,および「表1-6 業務システムのStatusと実行可能な運用コマンドの関係(2/2)」を参照してください。
実行可能ユーザ
PaaS提供者,PaaS利用者が実行できます。
オプション
- -i
-
マスターイメージIDを指定します。
指定したマスターイメージIDに割り当てられているすべてのVMのリソース予約を解除します。
マスターイメージID:<符号なし整数>1〜99999999の範囲
- -n
-
マスターイメージ名を指定します。セクションを定義している場合には同時に指定してください。
指定した業務システム名に割り当てられているすべてのVMのリソース予約を解除します。
マスターイメージ名:〜<英数字記号>1〜32文字
セクション:〜<英数字記号>1〜32文字
- -p
-
ホストIDを指定します。
指定されたホストだけリソース予約を解除します。
ホストID:<符号なし整数>1〜999999の範囲
- -y
-
非対話形式でコマンドを実行する場合に指定します。
対話形式にyで応答したときと同じ動きになります。
戻り値
値 |
意味 |
---|---|
0 |
正常終了しました。 |
0以外 |
異常終了しました。 |
実行例
C:\Program Files\Hitachi\uCSD\mgr\bin>csdmirelease -i 1 KFUD94009-Q 指定したマスターイメージのリソース予約の解除処理を続行してもよいですか?(y/n)y KFUD14404-I リソース予約解除が完了しました。マスターイメージID=1
注意事項
解除するVMのリソースを次に示します。
-
IPアドレス
-
IPアドレスグループ番号
-
VLAN ID
-
仮想ホスト名
-
サブネットマスク
-
デフォルトゲートウェイ
-
仮想ネットワークデバイス名