付録A.3　業務アプリケーションの稼働

管理用サーバマシンでPaaS利用者CsdUser01ユーザが行います。

• 業務アプリケーションの変更

  Cosminexusアプリケーション属性ファイル

  （C:\sample\jsptobean\DD\META-INF\cosminexus.xml）をテキストエディタで開き，文字列「DB_Connector_for_Cosminexus_Driver」を「DB_Connector_for_HiRDB_Type4」に置き換えます。

• 業務アプリケーションのコンパイル

  コマンドプロンプトを開き，C:\sample\jsptobeanディレクトリに移動し，compile.batを実行します。コンパイルが行われaccount.earが作成されます。

• 業務アプリケーションの開始

  仮想サーバマネージャを介して業務アプリケーションを業務システムに組み込みます。PaaS利用者が行います。

  • コマンドプロンプトを開く

    管理用サーバマシンでコマンドプロンプトを開きます。

  • パス設定

    仮想サーバマネージャのコマンドへのパスを追加します。コマンド例を次に示します。

    set Path=%Path%;C:\Program Files\Hitachi\Cosminexus\manager\vmi\bin

  • 定義ディレクトリを取得

    現状の定義ディレクトリを取得するためvmiunit exportコマンドを実行します。

    コマンド例を次に示します。

    vmiunit export -m localhost -u CsdUser01 -p user01pass -unit u0000000100001 -dir C:\sample\unitDir

    「u0000000100001」は管理ユニット名です。管理ユニット名は「u + <マスターイメージID(0詰め8桁)> + <コンポーネントID(0詰め5桁)>」です。

  • 業務アプリケーションを定義ディレクトリに格納

    C:\sample\unitDir\combined_tier\ディレクトリにappディレクトリを作成します。

    業務アプリケーション（C:\sample\jsptobean\account.ear）をC:\sample\unitDir\combined_tier\app\account.earにコピーします。

  • 変更の取り込み

    変更を仮想サーバマネージャに取り込むためvmiunit importコマンドを実行します。コマンド例を次に示します。

    vmiunit import -m localhost -u CsdUser01 -p user01pass -unit u0000000100001 -dir C:\sample\unitDir

  • 変更を仮想ホストへ反映

    変更を仮想ホストに反映するためvmiunit updateコマンドを実行します。コマンド例を次に示します。

    vmiunit update -m localhost -u CsdUser01 -p user01pass -unit u0000000100001

  • 業務アプリケーションの開始

    業務システムを開始するためvmiunit startコマンドを実行します。

    業務システムを開始すると業務アプリケーションも開始されます。コマンド例を次に示します。

    vmiunit start -m localhost -u CsdUser01 -p user01pass -unit u0000000100001 -lb

ページの先頭へ