<特殊なプロパティ>として指定できる字句を，次の表に示します。

表2-32　<特殊なプロパティ>として指定できる字句

値	説　明
edmProp_TextIndex	edmProp_TextIndexプロパティを表す<正規識別子>
edmProp_ConceptTextIndex	edmProp_ConceptTextIndexプロパティを表す<正規識別子>

これらのプロパティの特長については，マニュアル「DocumentBroker Version 5　概説」の全文検索インデクスの作成の説明を参照してください。

<特殊なプロパティ>の詳細について説明します。

(a)　<特殊なプロパティ>と<プロパティ名>についての詳細

<特殊なプロパティ>は，edmSQLで，DocumentBrokerの検索モデルを拡張するために導入されたプロパティです。このプロパティは，edmSQLによって予約されたプロパティ名であるため，<プロパティ名>としては使用できません。なお，DocumentBrokerとしても，ユーザ定義プロパティに「dmaProp_」，「edmProp_」および「dbrProp_」で始まるプロパティ名称は使用できません。

DocumentBrokerで拡張したプロパティのうち，<特殊なプロパティ>として定義されていないプロパティについては，ほかのプロパティと同様の処理ができます。

(b)　<特殊なプロパティ>を指定できる関数についての詳細

<特殊なプロパティ>を指定できる関数を示します。

edmProp_TextIndexを第1引数に指定できる関数

• contains関数
• contains_with_score関数
• score関数
• extracts関数

edmProp_ConceptTextIndexを第1引数に指定できる関数

• contains関数
• contains_with_score関数
• score関数
• extracts関数
• concept_with_score関数
• score_concept関数

<特殊なプロパティ>を引数に指定できる関数の詳細については，「2.9　関数指定の構文規則」を参照してください。