uCosminexus DocumentBroker Version 5 リファレンス API
<名前>の定義について説明します。<名前>では,クラス名,プロパティ名,相関名および関数名を表現します。
<名前>の基本要素は,<識別子>です。
<名前>として指定できる字句を,次の表に示します。
表2-31 <名前>として指定できる字句
| 種 類 | 値 | 参照先 |
|---|---|---|
| クラス名 |
|
|
| プロパティ名 |
|
|
| 関数名 | (変換関数)
|
|
| 相関名 | <識別子> |
<名前>の詳細について説明します。
<クラス名>は,文書空間内でDocumentBrokerクラスを識別するための名称です。使用できる文字列の長さは, HiRDBのテーブル名に使用できる文字列の長さに従います。
<識別子>の詳細は,「2.4.7 <識別子>」を参照してください。
<プロパティ名>は,文書空間内でプロパティを識別するための名称です。使用できる文字列の長さは,HiRDBのカラム名に使用できる文字列の長さに従います。
なお,そのプロパティがどのDocumentBrokerクラスのプロパティであるかが明確でない場合は,<プロパティ名>を<クラス名>または<相関名>で修飾する必要があります。
<識別子>および<特殊なプロパティ>の詳細は,「2.4.7 <識別子>」および「2.4.9 <特殊なプロパティ>」を参照してください。
<関数名>は,edmSQLで予約されていないキーワードとして登録されている関数を識別するための名称です。
関数についての詳細は,「2.9 関数指定の構文規則」を参照してください。
<相関名>は,同じクラスを結合する場合に,結合するクラスを区別するための名称です。一つの<FROM句>の中に,同じクラスを複数回指定する場合には,必ず<相関名>を指定して,それぞれのクラスを一意に識別できるようにしてください。
そのほか,<相関名>は,<クラス名>の別名としても使用できます。
<相関名>として使用できる文字列の長さなどの制限については,HiRDBの相関名に関する制限に従います。
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