uCosminexus DocumentBroker Version 5 リファレンス API
<キーワード>の定義について説明します。<キーワード>には<予約されたキーワード>(予約語)と<予約されていないキーワード>があります。<予約されたキーワード>は正規識別子として使用できませんが,<予約されていないキーワード>は正規識別子として使用できます。
<キーワード>では,大文字と小文字は区別されません。ただし,このマニュアルの例では,<予約されたキーワード>を大文字で,<予約されていないキーワード>を小文字で表記します。
edmSQLのキーワードはSQLのキーワードを基盤として,次のように定義されています。
<キーワード>として指定できる字句を,次の表に示します。
表2-26 <キーワード>として指定できる字句
| 種 類 | 値 | 特 徴 |
|---|---|---|
| 関数名 | concept_with_score contains contains_with_score extracts objref oiid oiidstr score score_concept |
予約されていないキーワードです。 |
| multiplier | k m g |
|
| 句に使用するキーワード | SELECT FROM WHERE ORDER BY GROUP HAVING |
予約されたキーワードです。 |
| 述語に使用するキーワード | IS ALL SOME ANY IN LIKE XLIKE EXISTS BETWEEN AS ESCAPE |
|
| 論理演算に使用するキーワード | NOT AND OR |
|
| リテラルに使用するキーワード | NULL TRUE FALSE UNKNOWN |
|
| 結合条件に使用するキーワード | JOIN INNER OUTER LEFT ON |
|
| データ操作および重複排除に使用するキーワード | DISTINCT ASC DESC |
|
| 集合関数で使用するキーワード | COUNT | |
| 数値関数で使用するキーワード | ABS | |
| プロパティのデータ型で使用するキーワード | BINARY BOOL BOOLEAN INT INTEGER STRING |
<キーワード>の詳細について説明します。
キーワードでは,大文字と小文字が区別されません。正規識別子の規約とは異なりますので,ご注意ください。edmSQLでは,キーワードはすべて大文字として管理されます。
例えば,次の表記は,すべて<予約されたキーワード>「SELECT」として識別されます。
Select SeLect select selecT
また,次の表記はすべて<予約されていないキーワード>「contains_with_score」として識別されます。
Contains_With_SCORE contains_with_scorE CONTAINS_WITH_SCORE
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