uCosminexus DocumentBroker Version 5 リファレンス API

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

2.3.7 バイナリ型

バイナリ型で表現するのは,任意のバイト列を表現するデータです。主に,文書のコンテンツを表現します。関数の引数や,戻り値に指定する型としてだけ使用できます。プロパティの型としては定義できません。

バイナリ型が使用できる関数についての詳細は,「2.9 関数指定の構文規則」を参照してください。

<この項の構成>
(1) 表現形式
(2) DocumentBrokerクラスライブラリで扱うデータ型との対応

(1) 表現形式

バイナリ型のデータの表現形式を,次の表に示します。

表2-21 バイナリ型のデータの表現形式

値の種類 定義
変数 ?パラメタ

バイナリ型のデータは,?パラメタ以外の形式では表現できません。

(2) DocumentBrokerクラスライブラリで扱うデータ型との対応

DocumentBrokerクラスライブラリで扱うデータ型との対応を,次の表に示します。

表2-22 edmSQLのバイナリ型とDocumentBrokerクラスライブラリで扱うデータ型との対応

edmSQLのデータ型 DocumentBrokerクラスライブラリで扱うデータ型
バイナリ型 String 4,294,967,295バイト以下の文字列

注※ バイナリ型のデータはDocumentBrokerクラスライブラリではString型の値として取得できます。