uCosminexus DocumentBroker Version 5 リファレンス API

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

2.3.6 文字列型

文字列型で表現するのは,DocumentBrokerで使用できる文字コードセットから構成される任意の長さの文字列です。DocumentBrokerで使用できる文字コードセットについては,「2.4.1 文字コードセットとの対応」を参照してください。

次に,文字列型のデータ型を使用する表現形式,演算子,関数および述語について説明します。また,DocumentBrokerクラスライブラリで扱うデータ型との対応についても説明します。

<この項の構成>
(1) 表現形式
(2) 演算子
(3) 述語
(4) DocumentBrokerクラスライブラリで扱うデータ型との対応

(1) 表現形式

文字列型の値の表現形式を,次の表に示します。

表2-17 文字列型の値の表現形式

値の種類 定義
リテラル '任意の文字列'
詳細は,「2.4.6 <リテラル>」を参照してください。
プロパティ String型のプロパティ
格納値:定義長以下の文字列
変数として指定できる値 ?パラメタ

(2) 演算子

文字列型の値を被演算子または引数とする,演算子を次の表に示します。

表2-18 文字列型の値を被演算子または引数とする演算子

演算子の種類 演算子
文字列結合演算子 ||

(3) 述語

評価対象が文字列型の値である述語を次の表に示します。

表2-19 文字列型の値を評価対象とする述語

述語の種類 述語
比較述語 =
<
>
<=
>=
<>
In述語 IN
Between述語 BETWEEN
Like述語 LIKE
XLIKE

(4) DocumentBrokerクラスライブラリで扱うデータ型との対応

DocumentBrokerクラスライブラリで扱うデータ型との対応を次の表に示します。

表2-20 edmSQLの文字列型とDocumentBrokerクラスライブラリで扱うデータ型との対応

edmSQLのデータ型 DocumentBrokerクラスライブラリで扱うデータ型
文字列型 String 4,294,967,295バイト以下の文字列