uCosminexus DocumentBroker Version 5 リファレンス API

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1.10.5 文書管理オブジェクトの情報の取得

ここでは,文書管理オブジェクトの情報を取得する方法について説明します。

文書管理オブジェクトの情報とは,次の情報です。

<この項の構成>
(1) OIIDの取得
(2) オブジェクト種別の取得
(3) DocumentBrokerクラス名の取得

(1) OIIDの取得

OIIDは,DbjObj#getOiidメソッドによって取得します。文書管理オブジェクトのOIID文字列が取得できます。

OIIDを取得する例を示します。

 
// OIIDの取得例
 
  // obj:DbjObjインターフェース
 
System.out.println( "OIID=" + obj.getOiid() );

(2) オブジェクト種別の取得

オブジェクト種別は,DbjObj#getObjTypeメソッドによって取得します。

オブジェクト種別は,次に示すDbjDefクラスの定数で表されます。

オブジェクト種別を取得する例を示します。

 
// オブジェクト種別の取得例
 
  // obj:DbjObjインターフェース
 
System.out.println( "ObjectType=" + obj.getObjType() );

 

(3) DocumentBrokerクラス名の取得

文書管理オブジェクトを構成しているDocumentBrokerオブジェクトのDocumentBrokerクラス名は,DbjObj#getClassNameメソッドによって取得します。

バージョン付きオブジェクトの場合は,バージョニングオブジェクトのトップオブジェクトクラス(dmaClass_ConfigurationHistoryクラスまたはそのサブクラス)と,バージョンオブジェクトのトップオブジェクトクラス(dmaClass_DocVersionクラスもしくはそのサブクラス)の二つのDocumentBrokerクラス名が取得できます。それ以外の文書管理オブジェクトの場合は,一つのDocumentBrokerクラス名が取得できます。

ターゲットオブジェクトのDocumentBrokerクラス名を取得する例を示します。

 
// DocumentBrokerクラス名の取得例
 
  // obj:DbjObjインターフェース
 
System.out.println( "ClassName=" + obj.getClassName() );