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Hitachi IT Operations Director 構築ガイド


5.3 Hitachi IT Operations Directorのシステム全体をバージョンアップする流れ

Hitachi IT Operations Directorのシステム全体のバージョンアップは、配布機能または提供媒体を使用する場合と、管理用サーバに登録されたプログラムでコンポーネントを自動的にアップデートする場合とで、流れが異なります。

配布機能または提供媒体を使用してバージョンアップするには:

管理者が任意のタイミングでバージョンアップする場合は、事前に、管理用サーバに登録されたプログラムの自動アップデートの機能を無効にしてください。

  1. 管理用サーバに新しいバージョンのプログラムを上書きインストールすることで、Hitachi IT Operations Directorをバージョンアップします。

  2. 次のコンポーネントをアップデートします。

    • ネットワークモニタエージェントがインストールされているコンピュータのエージェントおよびネットワークモニタエージェント

    • 管理者のコンピュータにインストールされているリモートコントロール機能のコントローラ

  3. ネットワークモニタエージェントがインストールされていないコンピュータのエージェントをアップデートします。

管理用サーバに登録されたプログラムでコンポーネントを自動的にアップデートすることでバージョンアップするには:

  1. 管理用サーバに新しいバージョンのプログラムを上書きインストールすることで、Hitachi IT Operations Directorをバージョンアップします。

  2. 管理用サーバにエージェントおよびネットワークモニタのコンポーネントを登録し、自動的にアップデートするよう設定します。

    注意事項

    Hitachi IT Operations Directorのバージョンアップ後に、リモートコントロールを実行する場合は、事前にコントローラをバージョンアップしてください。

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