Hitachi

Hitachi IT Operations Director 構築ガイド


1.2.3 管理用サーバをセットアップする手順

Hitachi IT Operations Director をカスタムインストールでインストールした場合、データベースの作成や各種環境設定のために、インストール直後にセットアップを実行する必要があります。

管理用サーバをセットアップするには:

  1. Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]−[Hitachi IT Operations]−[Director Tools]−[セットアップ]を選択します。

  2. セットアップ画面で、[次へ]ボタンをクリックします。

  3. [セットアップの選択]画面で、セットアップの種類を選択して[次へ]ボタンをクリックします。

    インストール後の初回セットアップ時には、この画面は表示されません。

  4. [クラスタ環境]画面で、クラスタシステムを運用するための設定をして、[次へ]ボタンをクリックします。

  5. [フォルダの設定]画面で、Hitachi IT Operations Director が使用する各種フォルダを指定して[次へ]ボタンをクリックします。

    手順4.でクラスタ環境を使用する場合に[待機系]を選択したときは、手順5.〜手順12.は不要です。

  6. [操作ログの設定]画面で、操作ログを取得するかどうかを設定して[次へ]ボタンをクリックします。

    操作ログを取得しない場合は、手順9.へ進んでください。

  7. 表示された画面で、操作ログを保管するかどうかを設定して、[次へ]ボタンをクリックします。

  8. 表示された画面で、管理対象の機器の台数、操作ログのデータベース格納最大日数、および操作ログのデータベースフォルダを設定して、[次へ]ボタンをクリックします。

  9. [保存用の変更履歴の出力設定]画面で、保存用の変更履歴を定期的に出力するかどうかを設定して[次へ]ボタンをクリックします。

  10. [ポート番号の設定]画面で、Hitachi IT Operations Director が使用するポート番号を設定して[次へ]ボタンをクリックします。

  11. [その他の設定]画面で、操作画面に表示される通貨記号、および配布の機能を使用するときに流量制御するかどうかを設定して[次へ]ボタンをクリックします。

  12. 表示された画面で、アカウントをロックする連続入力失敗の回数、およびユーザパスワードの有効日数を設定して[次へ]ボタンをクリックします。

  13. [セットアップの確認]画面で、セットアップ内容に問題がないことを確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

    セットアップが実行されます。セットアップ内容に問題がある場合は、[戻る]ボタンをクリックして設定を修正してください。

  14. セットアップの完了を示す画面で、[OK]ボタンをクリックします。

    [コンポーネントを登録する]が表示された場合は、セットアップに続いてコンポーネントを登録するかどうかを設定してから[OK]ボタンをクリックしてください。

    コンポーネントとは、エージェントおよびネットワークモニタエージェントを指します。これらのプログラムを管理用サーバに登録しておくことで、エージェントを配信したり、ネットワークモニタエージェントを操作画面からインストールしたりできるようになります。

    コンポーネントを登録する場合は、[コンポーネントの登録]ダイアログが表示されるので、コンポーネントの登録とアップデートについて設定します。

    ポイント

    インストールの続きでセットアップを起動した場合は、セットアップの完了を示す画面上でコンポーネントのアップデートについて設定できます。

    コンポーネントのアップデートについては、「5.5 コンポーネントのアップデート方法」を参照してください。

セットアップが完了し、設定した内容で管理用サーバが動作するようになります。

ポイント

カスタムインストール後に初めてセットアップする場合、セットアップ時にデータベースが新規作成されます。