Hitachi

Hitachi IT Operations Director 構築ガイド


1.2.2 Hitachi IT Operations Directorをインストールする手順

Hitachi IT Operations Directorのインストールを実行するには、Administrator権限を持つユーザーでOSにログオンしている必要があります。

注意事項

ユーザーアカウント制御(UAC)がサポートされているWindowsのコンピュータにインストールする場合は、権限の昇格を求めるダイアログが表示されることがあります。このダイアログが表示されたときは、権限を昇格してください。

注意事項

インストール中にOSをシャットダウンしないでください。途中でOSをシャットダウンした場合、あとで再インストールしても正常に実行されないおそれがあります。

注意事項

コンピュータがWindows 8.1、Windows 8およびWindows Server 2012の場合、フォルダの設定時に次のフォルダは指定しないでください。

  • システムドライブ:¥program files¥WindowsApps配下のフォルダ

  • 仮想プロビジョニングによって作成した記憶域のフォルダ

注意事項

インストール前は、すべてのWindowsアプリケーションを終了させてください。誤ってHitachi IT Operations Directorのプログラムを起動したままインストールを実行した場合は、インストールの実行結果に関係なくOSを再起動してください。OSを再起動しても、サービスが起動しない場合や、Hitachi IT Operations Directorのプログラムが動作しない場合は、次に示す手順でインストールを再実行してください。

  1. すべてのWindowsアプリケーションを終了させてください。

  2. サービス(IT Operations Director Service)を停止してください。

  3. 上書きインストールを再実行してください。サービスが開始されます。

Hitachi IT Operations Directorをインストールするには:

  1. 提供媒体をCD/DVDドライブにセットします。

  2. 表示される[日立総合インストーラ]ダイアログで、[Hitachi IT Operations Director]を選択して、[インストール実行]ボタンをクリックします。

  3. インストール開始のダイアログで[次へ]ボタンをクリックします。

  4. [使用許諾契約]ダイアログで、内容を確認してから[使用許諾契約の条項に同意します]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

  5. [インストールタイプ]ダイアログで、インストールタイプを選択して[次へ]ボタンをクリックします。

    簡単インストールを選択した場合は、手順7.へ進んでください。

  6. [ユーザー登録]ダイアログで、ユーザー名と会社名を入力して[次へ]ボタンをクリックします。

  7. [インストール先のフォルダ]ダイアログで、インストール先のフォルダを指定して[次へ]ボタンをクリックします。

    簡単インストールの場合は、ここでデータベースの作成先フォルダも指定してください。

  8. インストール内容を確認するダイアログで、インストール内容に問題がないことを確認し、[インストール]ボタンをクリックします。

    インストールが実行されます。インストール内容に問題がある場合は、[戻る]ボタンをクリックして設定を修正してください。

  9. インストールが完了したら、[完了]ボタンをクリックします。

Hitachi IT Operations Directorのインストールが完了します。再起動を要求するメッセージが表示された場合は、コンピュータを再起動してください。

簡単インストールの場合は、インストール時にセットアップも自動で実行されるので、インストール完了後すぐにHitachi IT Operations Directorにログインして操作を開始できます。

カスタムインストールの場合は、データベースを作成するために、インストール完了後にセットアップを実行する必要があります。インストール完了時に、[セットアップ]をチェックした場合、インストールが完了するとセットアップが自動で起動します。

ポイント

インストールが完了すると、デスクトップに操作画面へログインするためのショートカットが作成されます。ただし、カスタムインストールの場合、ショートカットはセットアップが完了するまで使用できません。