sdmnetchange(スマートデバイスマネージャーまたは通信サーバのネットワーク構成変更)
スマートデバイスマネージャーまたは通信サーバに設定されている接続先アドレスおよびポート番号を変更するコマンドです。
機能
スマートデバイスマネージャーまたは通信サーバに設定されている接続先アドレスおよびポート番号を変更します。
なお、このコマンドは変更対象のスマートデバイスマネージャー上、または変更対象の通信サーバ上で実行してください。
形式
sdmnetchange -target サーバ名[ -db データベースアドレス][ -port ポート番号]
引数
- -target サーバ名
-
変更対象のサーバ名を次のとおりに指定します。
-
スマートデバイスマネージャーの場合:Manager
-
通信サーバの場合:Comsrv
-
- -db データベースアドレス
-
データベースアドレス(接続先IPアドレス)を変更する場合に指定します。この引数は、変更対象のサーバが通信サーバの場合だけ指定できます。
- -port ポート番号
-
データベースの接続先ポート番号を変更する場合に指定します。この引数は、変更対象のサーバがスマートデバイスマネージャーの場合は必須です。
格納先
- スマートデバイスマネージャーの場合
-
JP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスマネージャー)のインストール先フォルダ\mgr\bin
- 通信サーバの場合
-
JP1/ITDM2 - SDM(通信サーバ)のインストール先フォルダ\cms\bin
実行権限
Administrator権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
注意事項
-
コマンド実行後、対象のサーバを再起動する必要があります。
-
このコマンドは、同時に複数実行できません。
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
コマンドが正常に終了しました。 |
11 |
コマンドの引数の指定形式に誤りがあります。 |
12 |
コマンドの実行権限がありません。 |
13 |
指定されたサーバに誤りがあります。または、JP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスマネージャー)の動作環境が不正です。 |
14 |
ファイルが存在しないか、アクセス権がありません。 |
18 |
ほかのコマンドを実行中です。 |
64 |
XMLファイルのオープンに失敗しました。 |
65 |
hostsファイルのオープンに失敗しました。 |
66 |
JP1/ITDM2 - Smart Device Manager Server Serviceの停止に失敗しました。 |
67 |
JP1/ITDM2 - Smart Device Manager Server Serviceの開始に失敗しました。 |
68 |
JP1/ITDM2 - Smart Device Manager (Communication Server Service)の停止に失敗しました。 |
69 |
JP1/ITDM2 - Smart Device Manager (Communication Server Service)の開始に失敗しました。 |
70 |
エイリアス名に誤りがあります。 |
71 |
パスワードに誤りがあります。 |
150 |
そのほかのエラーが発生しました。 |
使用例
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スマートデバイスマネージャーのデータベースの接続先ポート番号を変更する場合の使用例を次に示します。
sdmnetchange -target Manager -port 32000
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通信サーバのデータベースの接続先アドレスおよびポート番号を変更する場合の使用例を次に示します。
sdmnetchange -target Comsrv -db 192.168.1.13 -port 32001
関連項目