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JP1 Version 10 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 運用ガイド


4.1 ユーザと組織の情報を変更する(ユーザ組織管理)

組織編成の変更や人事異動に伴って、ユーザおよび組織の情報を変更します。また、組織階層単位でアクセス制限するための「管理ラベル」を変更します。

ユーザおよび組織の情報の変更は、業務メニュー「ユーザ組織管理」をクリックすると表示されるユーザ組織管理画面から実行します。ユーザ組織管理画面を次の図に示します。

図4‒1 ユーザ組織管理画面

[図データ]

表示する部署は、簡易検索条件の「部署」タブで切り換えます。ただし、ログインユーザに分掌が割り当てられている場合でも、この画面では「部署」タブの分掌を選択しての部署の表示はできません。

デフォルトでは、管理者用のユーザである「資産管理者」(ユーザID「admin」)が最上位階層に登録されています。この管理者用のユーザは削除できません。

「部署名/ユーザ名」のアンカーをクリックすると、部署、分掌またはユーザの詳細情報を参照および編集できます。

他製品との連携用のユーザ

他製品と連携する場合は、各製品からAsset Consoleの資産情報を参照する際に使用するユーザが作成されます。

他製品との連携に使用するユーザを次の表に示します。

表4‒1 他製品との連携に使用するユーザ

ユーザID

ユーザ名

権限名

連携製品

JP1_IM

イベント管理者

利用者

JP1/IM

JP1_IM_SS

サービスサポート管理者

利用者

JP1/IM - Service Support

他製品との連携に使用するユーザにパスワードを設定することで、各製品からAsset Consoleの資産情報を参照する際に、Asset Consoleに自動的にログインできます。

〈この節の構成〉