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JP1 Version 10 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 設計・構築ガイド


付録E.3 データベースのホスト名の変更

データベースのホスト名を変更する手順を次に示します。クラスタ環境で論理ホスト名を変更する場合も、この手順で変更できます。

注意事項

データベースのホスト名を変更する前に、資産管理サーバでAsset Consoleのサービス、コマンドおよびタスクをすべて停止してください。停止する順番を次に示します。

  1. World Wide Web Publishing ServiceまたはWorld Wide Web Publishing

  2. Asset Consoleのコマンド、およびタスク

また、データベースのホスト名を変更したあとにAsset Consoleを使用するときは、停止時と逆の順番でサービスを起動してください。

  1. データベースを停止する。

    データベースを停止する方法については、「付録E.4(2) データベースの停止」を参照してください。

  2. <Asset Consoleのインストール先フォルダ>\aimdb\confに格納されているpdsysファイルをテキストエディタで開く。

  3. pdsysファイルの「pdunit -x ホスト名 -u unt1 -d "<Asset Consoleのインストール先フォルダ>\aimdb"」の「ホスト名」を変更する。

    変更する際は、最終行以外の行の最後に「\」を付けて、1行が80バイトを超えないように記述してください。記述例を次に示します。

    pdunit -x ホスト名 -u unt1\
    -d "<Asset Consoleのインストール先フォルダ>\aimdb"
  4. <Asset Consoleのインストール先フォルダ>\aimdb\embに格納されている次のファイルをテキストエディタで開く。

    • HiRDB.ini

    • reorganization_al.bat

    • reorganization_tb.bat

  5. 各ファイルの「PDHOST=ホスト名」の「ホスト名」を変更する。

  6. OSのホスト名を変更する。

  7. OSを再起動する。